全員攻撃・全員守備で決勝進出を勝ち取る
「内容がどうあれ、結果がすべて。次に進むことを最優先に考えて、どんなことでもできればな、と思います」
アウェーでの水原三星とのACL準決勝第2レグに向け、土居聖真は気持ちを高めている。ホームでの第1レグは3-2の逆転勝利。序盤に2失点するも、その後に3ゴールを奪った。「前回対戦では開始早々にやられているので、そこは絶対に集中して入らないといけない」と気を引き締めつつ、「今回もどういう展開になっても、最後まで諦めずに戦う姿勢が大事になってくる」という。
ふたつのアウェーゴールを与えてしまったのは痛手だが、「先に勝っているアドバンテージはやっぱり、精神的にも有利」と土居は考える。
「そこは僕らのほうが上に立っているっていうか、だから落ち着きだったり、焦らないことが必要になってくる」
そのうえで、チームとしてどう戦うべきか。
「レッズ戦(J1リーグ30節/1-3)は負けたけど、ああやってワンチャンス、ツーチャンスをモノにして得点することが、今回の試合では鍵になってくるはず」
土居は「個人的には、堅く試合に入れるかどうかが重要」と語る。ホームの大声援を受け、開始からアグレッシブに仕掛けてくるであろう相手に対し、慌てず、我慢しながら上手くいなして、チャンスが来ればそれをゴールに結びつける。そんな”賢い”戦い方を想定する。
その意味で、アタッカーの土居にかかる期待は大きくなる。当然、本人もそれは理解しているが、余計な気負いはない。
「前線の選手はもちろんそうだけど、レッズ戦も(SBの西)大伍君が決めたし、水原との第一戦目も(SBの内田)篤人さんが得点している。誰が点を取ってもいいと思っている。別に前線の選手だから点を取らないといけないとか、守備をしなくてもいいってわけじゃないし、後ろの選手も攻撃しなければいけないし。そこはやっぱり、チーム力だと思います」
全員攻撃・全員守備で決勝進出を勝ち取る。少なくない怪我人を抱えているからこそ、チームがひとつになって、敵地での難しいゲームを乗り切りたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】鹿島アントラーズを応援する美女サポーターたち
アウェーでの水原三星とのACL準決勝第2レグに向け、土居聖真は気持ちを高めている。ホームでの第1レグは3-2の逆転勝利。序盤に2失点するも、その後に3ゴールを奪った。「前回対戦では開始早々にやられているので、そこは絶対に集中して入らないといけない」と気を引き締めつつ、「今回もどういう展開になっても、最後まで諦めずに戦う姿勢が大事になってくる」という。
ふたつのアウェーゴールを与えてしまったのは痛手だが、「先に勝っているアドバンテージはやっぱり、精神的にも有利」と土居は考える。
「そこは僕らのほうが上に立っているっていうか、だから落ち着きだったり、焦らないことが必要になってくる」
そのうえで、チームとしてどう戦うべきか。
「レッズ戦(J1リーグ30節/1-3)は負けたけど、ああやってワンチャンス、ツーチャンスをモノにして得点することが、今回の試合では鍵になってくるはず」
土居は「個人的には、堅く試合に入れるかどうかが重要」と語る。ホームの大声援を受け、開始からアグレッシブに仕掛けてくるであろう相手に対し、慌てず、我慢しながら上手くいなして、チャンスが来ればそれをゴールに結びつける。そんな”賢い”戦い方を想定する。
その意味で、アタッカーの土居にかかる期待は大きくなる。当然、本人もそれは理解しているが、余計な気負いはない。
「前線の選手はもちろんそうだけど、レッズ戦も(SBの西)大伍君が決めたし、水原との第一戦目も(SBの内田)篤人さんが得点している。誰が点を取ってもいいと思っている。別に前線の選手だから点を取らないといけないとか、守備をしなくてもいいってわけじゃないし、後ろの選手も攻撃しなければいけないし。そこはやっぱり、チーム力だと思います」
全員攻撃・全員守備で決勝進出を勝ち取る。少なくない怪我人を抱えているからこそ、チームがひとつになって、敵地での難しいゲームを乗り切りたい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】鹿島アントラーズを応援する美女サポーターたち