ロシアW杯で注目を集めた小兵レジスタ

ウルグアイの次代を担うベンタンクール(左上)、トレイラ(右上)、M・ゴメス(左下)、バルベルデ(右下)。日本戦での出場は? (C)Getty Images/(C) Reuters/AFRO
10月16日に開催されるキリンチャレンジカップ2018で、ウルグアイ代表は日本代表と対戦する。
エディンソン・カバーニやルイス・スアレス(今回は奥さんの出産付き添いのため未招集)の2トップをはじめ、キャプテンのディエゴ・ゴディン、守護神のフェルナンド・ムスレラなど、ここ10年近く主力を担っているベテランも健在ながら、71歳の老将オスカル・タバレスの下、若手も着実に成長している。
その筆頭格であり、23歳にして47キャップ誇るCBホセ・ヒメネスは、故障のためメンバー外になったとはいえ、他にも楽しみな逸材が目白押しだ。その中から、とりわけ評価の高い4人の逸材を紹介する。
エディンソン・カバーニやルイス・スアレス(今回は奥さんの出産付き添いのため未招集)の2トップをはじめ、キャプテンのディエゴ・ゴディン、守護神のフェルナンド・ムスレラなど、ここ10年近く主力を担っているベテランも健在ながら、71歳の老将オスカル・タバレスの下、若手も着実に成長している。
その筆頭格であり、23歳にして47キャップ誇るCBホセ・ヒメネスは、故障のためメンバー外になったとはいえ、他にも楽しみな逸材が目白押しだ。その中から、とりわけ評価の高い4人の逸材を紹介する。
今後10年、ウルグアイの中盤を背負っていく存在として期待されるのが、21歳のロドリゴ・ベンタンクールだ。アルゼンチンの名門ボカの下部組織育ちで、2015年に17歳でトップデビュー。その2年後に引き抜かれたユベントスで、1年目から公式戦22試合に出場したという事実がすべてを物語る。
左右両足で正確なパスを供給するだけでなく、ダイナミックな持ち上がりも魅力で、献身的な守備も評価に値する。全5試合に先発出場したロシア・ワールドカップでも堂々たるプレーを披露し、ベスト8進出に貢献した。
そのベンタンクールとともに、中盤で特大のプレゼンスを発揮し、ロシアの地で注目を集めたのが168センチの小兵レジスタ、ルーカス・トレイラ(22歳)だ。16-17シーズンにサンプドリアでブレイクしながら、なかなか代表に声が掛からなかったが、今年3月に初招集されると、一気にレギュラー格へ序列を上げた。
圧巻だったのがロシアW杯のポルトガル戦(決勝トーナメント1回戦)。クリスチアーノ・ロナウドをはじめとする名手たちから次々にボールを奪い取り、2-1の勝利に寄与。豊富な運動量に加えて、小柄ながら足腰が強く、激しいチャージでボールをかすめ取る姿は、ワルテル・ガルガーノやエヒディオ・アレバロといった同胞の先達を彷彿とさせる。
だが、トレイラの持ち味は守備だけに収まらない。パス捌きも秀逸で攻撃にリズムを生み出し、プレースキックの精度も高い。W杯の影響で合流が遅れたこともあり、この夏に移籍したアーセナルでは、開幕5試合連続で途中出場だったものの、ピッチに立てば必ずといっていいほどチームを活性化。6節以降はセントラルMFとしてスタメンに名を連ねている。
左右両足で正確なパスを供給するだけでなく、ダイナミックな持ち上がりも魅力で、献身的な守備も評価に値する。全5試合に先発出場したロシア・ワールドカップでも堂々たるプレーを披露し、ベスト8進出に貢献した。
そのベンタンクールとともに、中盤で特大のプレゼンスを発揮し、ロシアの地で注目を集めたのが168センチの小兵レジスタ、ルーカス・トレイラ(22歳)だ。16-17シーズンにサンプドリアでブレイクしながら、なかなか代表に声が掛からなかったが、今年3月に初招集されると、一気にレギュラー格へ序列を上げた。
圧巻だったのがロシアW杯のポルトガル戦(決勝トーナメント1回戦)。クリスチアーノ・ロナウドをはじめとする名手たちから次々にボールを奪い取り、2-1の勝利に寄与。豊富な運動量に加えて、小柄ながら足腰が強く、激しいチャージでボールをかすめ取る姿は、ワルテル・ガルガーノやエヒディオ・アレバロといった同胞の先達を彷彿とさせる。
だが、トレイラの持ち味は守備だけに収まらない。パス捌きも秀逸で攻撃にリズムを生み出し、プレースキックの精度も高い。W杯の影響で合流が遅れたこともあり、この夏に移籍したアーセナルでは、開幕5試合連続で途中出場だったものの、ピッチに立てば必ずといっていいほどチームを活性化。6節以降はセントラルMFとしてスタメンに名を連ねている。