ヴィッセル神戸に所属する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが、かつてのチームメイトへ惜別のメッセージを送った……“笑撃”の２ショットとともに。

　10月13日に自身のインスタグラムを更新したポドルスキ。そこには、アーセナル時代にともに汗を流し、ドイツ代表としてもプレーしたペア・メルテザッカーへの想いが綴られていた。

「グッドラック、そして今日のお別れ試合を楽しんでくれよ、メルテザッカー！ 僕は友を祝福するためにそこにいるつもりだ。君との友情に感謝し、僕は君の未来が成功することを願っているよ」

　昨シーズン終了後に現役キャリアを退いたメルテザッカーの引退試合が10月13日に自身がプロ生活を始めたハノーファーで行なわれることに対し、Jリーグでの戦いが続くため、残念ながら参加できないポドルスキは、せめてもの想いでメッセージを発信したわけだ。

　しかし、かつてのチームメイトへの感動のメッセージとともに添えられていた２ショット写真が話題を呼んでいる。なんと二人がチョンマゲのカツラを被って、侍の衣装を身に纏ったものなのだ。

　これは５年前にアーセナルが日本ツアーを敢行し、浦和レッズと名古屋グランパスと対戦するため来日した際に、埼玉県で行なわれたファンミーティングで撮影された貴重な一枚だが、笑顔で刀を持つポドルスキとメルテザッカーの表情が何とも言えない写真である。

　日本からのメッセージということもあり、あえてこの写真を選んだのか、ポドルスキのチョイスの真意は不明だが、この侍２ショットにはファンも、「サムライ！」や「可愛い」「かなりいいね！」といったコメントが寄せられた。

　なお、「メルテザッカー選抜×世界選抜」として行なわれるメルテザッカーの引退試合には、テオ・ウォルコットやミヒャエル・バラック、ペテル・チェフといったかつてのチームメイトが数多く参戦するため、かなり興味深い一戦となりそうだ。