CLバレンシア戦の前に釘を刺したスコールズ
マンチェスター・ユナイテッドを取り巻く雰囲気は重い。連日のように、ジョゼ・モウリーニョ監督とポール・ポグバの確執が騒がれ、指揮官の進退を巡る報道が続いているからだ。
OBのポール・スコールズも、プレミアリーグ前節のウェストハム戦で敗れたのを受け、モウリーニョが解任されると考えていた一人だ。
『ESPN』によると、ユナイテッドがチャンピオンズ・リーグでバレンシアと対戦した10月2日、スコールズは、試合前に英メディア『BT Sport』で、「ウェストハム戦後も彼が生き残ったことに少し驚いている。ひどいパフォーマンスだったからね」とコメントした。
バレンシア戦のマッチプログラムの中で、モウリーニョは再び一部の選手に批判的なコメントを残している。そんな内紛を感じさせる発言に、スコールズはモウリーニョがクラブを当惑させていると持論を展開した。
OBのポール・スコールズも、プレミアリーグ前節のウェストハム戦で敗れたのを受け、モウリーニョが解任されると考えていた一人だ。
『ESPN』によると、ユナイテッドがチャンピオンズ・リーグでバレンシアと対戦した10月2日、スコールズは、試合前に英メディア『BT Sport』で、「ウェストハム戦後も彼が生き残ったことに少し驚いている。ひどいパフォーマンスだったからね」とコメントした。
バレンシア戦のマッチプログラムの中で、モウリーニョは再び一部の選手に批判的なコメントを残している。そんな内紛を感じさせる発言に、スコールズはモウリーニョがクラブを当惑させていると持論を展開した。
「彼は会見でずっと選手たちや上層部を攻撃している。自分が望む物を得られていないとね。彼の発言は抑えがきかなくなっていると思う。クラブを当惑させていると思うよ」
スコアレスドローで決着したバレンシア戦後、モウリーニョは、「彼が言ったことを知る必要はない」と、以前から古巣に厳しい発言を続けるスコールズのコメントを意に介さなかった。
「彼は自分が言いたいことを言った。私には関心ない。正直、興味ないよ。言論の自由だ。自由な国だからね。好きなことを言えばいい」
一方で、試合後に一部サポーターからブーイングが飛んだことについて、モウリーニョは、「言論の自由だ。私が200%リスペクトするユナイテッドのファンならなおさらだ」と述べている。
「私はチームの努力、コミットメント、(前の試合からの)改善ぶりに満足している。もちろん、結果には満足していない。良い結果ではないよ。ただ、悪い結果でもない」
バレンシアに負ければ、いよいよ解任とも囁かれていたモウリーニョ。スコアレスドローで、何とかクビを免れたカリスマ指揮官は、このままユナイテッドで采配を振るうことができるだろうか。今週末には、本拠地でニューカッスルとの一戦を迎える。