一大スキャンダル疑惑に当人は…
今夏に移籍金1億1700万ユーロ(約153億円)、推定年俸3000万ユーロ(約39億円)というエポックメーキングな契約で、蜜月の時を過ごしたレアル・マドリーを離れ、ユベントスへ移籍したクリスチアーノ・ロナウドに、ある疑いの目が再び向けられている。
その発端となったのは、ドイツ誌『Der Spiegel』が、「C・ロナウドの黒歴史」として報じた、2009年のレイプ疑惑に関するものだ。
同誌によれば、そのニュースが最初に明るみになってから9年以上が経過した今年9月に入り、被害者だとされるアメリカ人女性のキャスリン・マヨーガさんが、改めて「C・ロナウドに性的暴行を受けた」と訴え出たという。
その発端となったのは、ドイツ誌『Der Spiegel』が、「C・ロナウドの黒歴史」として報じた、2009年のレイプ疑惑に関するものだ。
同誌によれば、そのニュースが最初に明るみになってから9年以上が経過した今年9月に入り、被害者だとされるアメリカ人女性のキャスリン・マヨーガさんが、改めて「C・ロナウドに性的暴行を受けた」と訴え出たという。
一連の報道を受けた英紙『The Sun』がまとめたところによれば、マヨーガさんは先月ネバダ州の裁判所へ提出した全32ページに及ぶ訴状のなかで、C・ロナウドとは2009年6月13日にラスベガスのナイトクラブで出会い、その後、ホテルに連れ込まれてレイプされたと主張している。
さらに事件後にマヨーガさんは、C・ロナウドの代理人などから圧力を受け、被害に関する秘密保持契約にサインさせられ、口止めされたとし、罰金と損害賠償金として20万ドル(約2300万円)の支払いを求めたという。
これに対し、C・ロナウド側は一連の報道を真っ向から否定。疑惑の渦中に置かれた当人も、自身のインスタグラムで、「ノー、ノー、ノー、ノー、ノー。でっち上げだ。フェイクニュースさ」と、身の潔白を主張した。
「僕の名前を使った売名行為だ。よくあることだよ。彼女らは、僕の名前を使って有名になりたいだけだ。でも、それも僕の仕事の1つさ。僕は幸せだし、全然、問題ないよ」
マヨーガさんは現在、ラスベガスの警察に再捜査を要請。当局も「事件発生当時は、被害者から細かな説明がなかった」と、これまでの時系列を説明したうえで、「改めて被害者から提供された情報を基に、捜査を再開する。なお現時点では捜査中のため、詳細は発表できない」としている。
もし、事実であれば、サッカー界を揺るがしかねないスーパースターの大スキャンダルだ。現在も行なわれているという捜査の続報を待ちたい。