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宇佐美、初先発も印象を残せず途中交代、久保は出番なし…ニュルンベルクが3発快勝で前節の悪夢を払拭

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2018年09月30日

宇佐美はポジションを変えてパスを待ったが…

不思議なほど大人しかった宇佐美。ただ、ようやく2試合に出場したばかりであり、この先調子が上向いていくことが期待される。 (C) Getty Images

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 9月29日(現地時間)、ブンデスリーガ第6節が行なわれ、ニュルンベルクは3-0でデュッセルドルフを下した。
 
 平日開催となった前節からわずか数日での試合ということもあってか、ニュルンベルクはここまで5戦連続でスタメンに名を連ねてきた久保裕也がベンチスタート。逆に前節の後半に今シーズン初めてピッチに立ったデュッセルドルフの宇佐美が、これまでの主力ラマンが左足を痛めたこともあり、2列目左サイドで初の先発出場となった。
 
 前節ドルトムント戦を0-7で落としたニュルンベルクはもちろん、アウェーのデュッセルドルフも慎重な立ち上がりを見せ、ともに無理に仕掛けることはせず、最初にシュートが見られたのは18分になってから。マルクライターの戻しのパスをミュールがダイレクトに叩いたプレーで、これはニュルンベルクの最初の決定機ともなった。
 
 対するデュッセルドルフの最初のシュートは25分。ルケバキオからボールを受けたCFのドゥクシュが右に流れながら右足で狙ったものの、ボールはGKブレドロフの正面に飛ぶ。
 
 そしてその1分後、試合が動いた。ロングパスを受けたライボルトがペナルティーエリアに入ったところでルケバキオに倒され、ホームチームがPKを獲得。これをキャプテンのベーレンスが真ん中に蹴り込んで先制ゴールを奪った。
 
 リードを許したデュッセルドルフは33分、相手FKからのカウンターでルケバキオがDFを置き去りにするが、シュートはブレドロフにブロックされ、最初の決定機を活かすことができない。
 
 宇佐美は立ち上がりに鋭いクロスを入れたが、以降は主にチームの攻撃が右サイドで展開されたこともあり、ボールに触れる機会が非常に少なく、逆サイド、あるいは中央の下がり目にポジションを移してパスを受けに行くものの、やはりさほど存在感を示すことはできないまま、前半を終えた。
 
 後半、最初に好機を掴んだのはアウェーチーム。味方のパスカットから、ドゥクシュが前が空いた状態でエリア外から思い切って狙ったが、シュートはわずかにクロスバーを越える。
 
 54分、ニュルンベルクはミシジャンがエリア外で右に流れながら入れたクロスに、イシャクが頭で合わせてゴール右隅に流し込むが、これはオフサイドで無効とされる。対するデュッセルドルフも57分、エリア内での見事なパスワークからドゥクシュがゴールを決めるも、やはり直前に副審のフラッグが上がった。
 
 この直後、宇佐美はロブレンと交代。後半もほとんどプレーに絡むことなく、初スタメンの一戦をひと足先に終えることとなった。
 
 64分、ニュルンベルクは最後尾からのロングパスからイシャクが抜け出し、独走からGKレンジンクとの1対1を制して、貴重な追加点を奪う。
 
 苦しい状況となったデュッセルドルフは68分にルケバキオを下げ、点取り屋のヘニングスを投入。直後に連続のセットプレーで、ギーセルマン、ドゥクシュらがシュートを放つも、ニュルンベルクの守備の壁にはね返される。74分のギーセルマンの弾丸ミドルも、ブレドロフのパンチングに阻まれた。
 
 相手の攻撃をしのいだニュルンベルクは78分、レーベンのスルーパスでパラシオスが抜け出し、飛び出したレンジングを浮き球のシュートで抜いて3点目を決め、ほぼ勝利を決した。
 
 デュッセルドルフは1点でも返そうと攻撃を仕掛けるも、逆に前がかりになった裏を突かれ、83分にはミシジャンに抜け出されてDFが振り切られ、決定的なシュートを許したものの、ここではレンジンクが身体でブロックした。
 
 試合はこのままスコアが動くことなく終了。ニュルンベルクは効率良くゴールを積み重ねての快勝で、前節の大敗の悪いムードを払拭することに成功した。一方のデュッセルドルフは、攻守で多くの課題を残すことに。それは宇佐美も同様だろう。
 
 なお、久保には最後まで出番は訪れず、今カードでの「日本人対決」は実現しなかった。
 
 次節、ニュルンベルクは7日にアウェーでRBライプツィヒと、デュッセルドルフは6日にホームでレバークーゼンと、それぞれ対戦する。
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