アリソン本人も反省「同じ失態を犯すほどバカじゃない」

自身のミスから失点してしまい茫然とするアリソン。しかし、そこから動じることなくプレーを続けた精神的なリカバリーは見事だった。 (C) REUTERS/AFLO

相手がプレッシャーをかけてきているなかで果敢にもドリブルを行なったアリソン。しかし、イヘアナチョの厳しい寄せにボールを奪われ、あえなく失点…軽率な判断であった。 (C) Getty Images
だが、この日は、守護神アリソンが致命的な失態を犯した。2点を先行して迎えた63分、味方のバックパスを処理しようとした際、ゴールライン際でプレスにきたケレチ・イヘアナチョをかわそうとして失敗。ボールを奪われて、ここからラシド・ゲザルの得点を許してしまったのだ。
試合後、アリソンは、『ESPN Brasil』で、「僕がプレーを読み間違えた」と反省。「バックパスが良くなかった。ロッカールームで話したよ。フィルジル(・ファン・ダイク)にも言った。良くないパスだった」と述べつつ、「当然同じミスをするほど僕はバカじゃない」と、切り替えた。
「僕たちはミスから学ばなければいけない。だけど、それも一部だ。このまま続けるなんて言えるほど、僕は傲慢にはならない。(イヘアナチョは)ファウルだったと思うけど、ここプレミアリーグでは、すべての衝突がファウルになるわけじゃない。それも一部だ。そういうことが起きる余地を与えてはいけない」
アリソンは1-0で勝利した前節ブライトン戦でも、バックパスを受けた際、プレスに来た相手選手をチップキックでかわす場面を見せているのだが、この時に「監督にとってはあまりクールじゃないね」と話していたユルゲン・クロップ監督は、ついに失点に繋がったレスター戦後に、「いつかこういうことが起きて失点するのは明らかだった」と述べている。
「彼には、ちょうど良い試合だったと伝えたよ。我々はそれでも勝ったのだからね」
クロップは、「正しいタイミングで彼を使うことを、我々全員が学ばなければいけない。正しいタイミングでパスをするんだ」と、チームとしてアリソンへのパスの仕方も修正が必要と指摘した。
また、「GKはあの状況でドリブルすべきでない。だが、彼はそれをした。そしてより興味深かったのは、それからどんなリアクションをするかで、そこは良かった」と、ミスを問題視しながらも、立て直したことは評価に値すると続けた。
「あれから観客は彼を苛立たせようとしたが、彼はそうならなかった。サッカーは90分間でたくさんのミスがあるスポーツだ。だが、あれは大きくて決定的なミスだった。失点に繋がったのだからね。その後の巻き返しは素晴らしかった。二度とああいうことがあってはいけない」
昨シーズンのチャンピオンズ・リーグ決勝で、前守護神ロリス・カリウス(現ベジクタシュ)が、致命的なミスを犯したこともあり、リバプールの守護神という役割にはひときわ厳しい目が向けられている。
今夏にローマからGK史上最高額で加わったアリソンは、その期待に応え、レスター戦の失態を払しょくするパフォーマンスを見せることができるだろうか。
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