「クオリティーがない」と自国代表を愚痴るエースに贈る英国レジェンドの金言

カテゴリ:ワールド

遠藤孝輔

2018年07月20日

リバプールが誇る永遠の主将がレバンドフスキに苦言を呈す。

ヨーロッパ予選で見せた驚異的な得点力で、ロシア大会の得点王候補と言われていたレバンドフスキだったが、まさかの無得点。ポーランドはグループリーグで姿を消した。(C)Getty Images

画像を見る

≪注目のコメント≫
「クオリティーがない」
 発言者:ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン/ポーランド代表)
 
 躍進を期待されながら、わずか2試合でロシアW杯敗退が決まった自国代表への批判だ。CFとして嘆きたくなる気持ちも分からないではない。初戦、2戦目ともにほぼ孤立無縁で、チャンスに恵まれなかったからだ。ただ、失意に暮れる仲間たちの傷口に塩を塗る発言でもあるだろう。残念だ。
 
≪レバンドフスキに捧げる“金言”≫
「フットボールにおいて、
他人を責めるのは簡単すぎる」
 発言者: スティーブン・ジェラード(レンジャーズ監督/元イングランド代表)
 
 解説者を務める現在こそ手厳しい意見で茶の間を沸かせているが、リバプールが誇る永遠のキャプテンは現役時代、全力を尽くした味方を蔑むような発言はしなかった。それが尊敬を集めた一因でもある。ポーランドの主将を務めたレバンドフスキには、他者への思いやりが欠けたかもしれない。
 
文:遠藤孝輔
 
※ワールドサッカーダイジェスト2018.7.19号より加筆・修正
【関連記事】
過去25年における最高のW杯王者どこ!? スペイン紙の5万人超えの読者アンケートで選ばれたのは…
英国人記者がロシアW杯を総括! 「黄金の夏」を謳歌したイングランドにフットボールは帰ってきたのか!?
大ブレイクにも平然の19歳エムバペ。真の“怪物”を育てた両親も只者ではなかった
「俺はもう終わりかもしれない」フランス代表CBを追い詰めた“一大珍事件”が明らかに
「驚きの先発出場!」フランス戴冠の立役者カンテ、決勝は胃腸炎だった…地元紙が舞台裏を明かす

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年7月号
    6月10日(火)発売
    今、面白いクラブを総力特集‼
    ファジアーノ岡山
    徹底読本
    クラブが辿った奇跡のストーリーに迫る
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年6月19日号
    6月5日発売
    クラブワールドカップ2025
    出場32チーム選手名鑑
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ