[キリンチャレンジ]日本１-２ウクライナ／３月27日／ベルギー・リエージュ
 
　ベルギーで行なわれたウクライナ戦で、日本代表は１―２と敗れた。試合後、キャプテンの長谷部誠がフラッシュインタビューに応じ、試合を振り返った。
 
「前回のマリ戦（１－１）を含め、厳しい戦いになった。今回の結果を真摯に受け止めないといけない。負けた試合なので、良かった点を探すのは難しいが、冷静に良かった点と修正すべき点を分析しないといけない」
 
　続けて背番号17は、サポーターへメッセージを送った。
 
「応援してくださる方々には、なかなか厳しい試合になってしまった。ワールドカップまで時間はないので、チームがひとつとなってやっていかないといけないし、前を向いてやっていきたい」
 
　必勝を期したウクライナ戦で敗北を喫し、今回の欧州遠征は未勝利に終わった。ロシア・ワールドカップまで残り３か月というなかで、結果が出ていない現状は確かに厳しい。ただ長谷部は、凛とした表情で「前を向いてやっていきたい」と言い切った。精神的支柱を務めるキャプテンは、いかにしてチームをまとめるのか。次の代表マッチは５月30日、日産スタジアムで行なわれるガーナ戦に注目したい。

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