本番では先制を許した後も、相手が攻めてくるとは限らない。
ザンビアは想像以上に好チームだった。とりわけ前線の4人はスピード、技術ともに高いレベルにあり、日本の守備陣は翻弄されるばかり。局面の対応で後手を踏み、なかなかボールを奪えなかった。ボール回しも巧みで、組織力もまずまずのモノ。しっかりと調整さえすれば、仮にワールドカップに出場してもなかなかの確率でグループリーグを突破できるのではないか、そんな感想さえ抱いたほどだ。
もっとも個々の能力はやはり、初戦で対戦するコートジボワールには劣る。そんな相手に日本は大いに苦戦した。前半に限って言えば圧倒されたと言ってもいい。なんとか逆転勝利を飾ったとはいえ、「今日のゲームには満足していない」という指揮官の言葉を借りるまでもなく、本大会に向けて大いに不安の残る試合となった。
課題はやはり早い時間帯に先制点を奪われたことにある。コスタリカ戦でも先に失点しており、これで2試合連続の失態である。
「今日は、なかなか上手く試合に入れなかった。身体が重かったり、暑かったりしたのはありますけど、立ち上がりに2試合連続で失点しているという意味では、もっともっと危機感を持たないといけない。これがワールドカップじゃなくて良かった」
香川真司が話したように、本番では確実に修正しなければいけないポイントだろう。追いかける展開となっては、やはり苦しい。ザンビアは先制後もオープンな打ち合いを挑んできたが、それはあくまでテストマッチだったからに他ならない。勝点のかかった試合では、より1点を大事にする展開となるはずで、日本の勝機は大きく遠ざかることになる。
遠藤保仁も立ち上がりの重要性を力説する。
「ワールドカップでは取り返しがつかないことになり得る。悪い時でも極力早い段階で修正して、できれば自分たちが先にペースを掴めるようなスタートを切らないといけない」
もっとも個々の能力はやはり、初戦で対戦するコートジボワールには劣る。そんな相手に日本は大いに苦戦した。前半に限って言えば圧倒されたと言ってもいい。なんとか逆転勝利を飾ったとはいえ、「今日のゲームには満足していない」という指揮官の言葉を借りるまでもなく、本大会に向けて大いに不安の残る試合となった。
課題はやはり早い時間帯に先制点を奪われたことにある。コスタリカ戦でも先に失点しており、これで2試合連続の失態である。
「今日は、なかなか上手く試合に入れなかった。身体が重かったり、暑かったりしたのはありますけど、立ち上がりに2試合連続で失点しているという意味では、もっともっと危機感を持たないといけない。これがワールドカップじゃなくて良かった」
香川真司が話したように、本番では確実に修正しなければいけないポイントだろう。追いかける展開となっては、やはり苦しい。ザンビアは先制後もオープンな打ち合いを挑んできたが、それはあくまでテストマッチだったからに他ならない。勝点のかかった試合では、より1点を大事にする展開となるはずで、日本の勝機は大きく遠ざかることになる。
遠藤保仁も立ち上がりの重要性を力説する。
「ワールドカップでは取り返しがつかないことになり得る。悪い時でも極力早い段階で修正して、できれば自分たちが先にペースを掴めるようなスタートを切らないといけない」