いつもは好意的な地元紙も辛口

前半で2点をリードしながら逆転負けという試合展開も、評価をより厳しくする要因のひとつとなったのだろう。この試合、武藤は新加入のFWウジャーと交代。この先、熾烈な定位置争いも彼を待っている。 (C) Getty Images
ウィンターブレイクを終えたブンデスリーガが先週末に再開。後半戦初戦の第18節が行なわれた。今節は3人の日本人選手が先発し、1人が途中出場、そして5人に出場機会が訪れなかった。
2018年、ブンデス日本人選手として最初にゴールを決めたのは、ハノーファー戦に臨んだマインツの武藤嘉紀だった。2トップの一角として先発した彼は、クロスをペナルティーエリア内で受けると、冷静に左足で蹴り込んで先制点を奪った。
今シーズン、リーグ戦4点目をマークし、幸先良いスタートを切ったかに思えた武藤だが、その後はなかなか見せ場がなく、81分に途中交代。チームも逆転を許して2-3で敗れている。
『キッカー』誌は及第点の3点を付けたものの、『ビルト』紙は4点と厳しい採点。さらに、いつもは武藤に対して好意的な地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』も4点を付け、「この日本人は先制点を奪ったが、その後は消えてしまった」と、珍しく辛口だった。
ドルトムントの香川真司は、ヴォルフスブルク戦で4-1-4-1の右インサイドハーフとして先発フル出場を果たすも、チームはスコアレスドローに終わっている。
自身のシュートはなしに終わったものの、11.95キロというチーム最高の走行距離を記録し、後半には右サイドのクロスから、初スタメンのサンチョのポスト直撃弾を演出した。
そんな香川に対する評価は、『ビルト』の採点が3点、『キッカー』は3.5点と及第点。両メディアともに最高点を与えたのは、香川とインサイドハーフでコンビを組んだゲッツェだった。
地元紙『ルールナハリヒテン』は3.5点を付け、「今年最初の試合では、最高点と最低点があった。技術面では洗練されていたが、パスミスが幾つか見られた。12キロ近い走行距離を記録し、チームのなかで最も走った」と記した。
一方、別の地元紙『WAZ』は、「前半はあまり目立たなかったが、後半は少し良くなった。サンチョのポストを直撃する決定機を演出したが、その足は、アイデアが求めるものをいつでも実現できるわけではないようだ」と指摘し、4点と厳しい評価になった。
2018年、ブンデス日本人選手として最初にゴールを決めたのは、ハノーファー戦に臨んだマインツの武藤嘉紀だった。2トップの一角として先発した彼は、クロスをペナルティーエリア内で受けると、冷静に左足で蹴り込んで先制点を奪った。
今シーズン、リーグ戦4点目をマークし、幸先良いスタートを切ったかに思えた武藤だが、その後はなかなか見せ場がなく、81分に途中交代。チームも逆転を許して2-3で敗れている。
『キッカー』誌は及第点の3点を付けたものの、『ビルト』紙は4点と厳しい採点。さらに、いつもは武藤に対して好意的な地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』も4点を付け、「この日本人は先制点を奪ったが、その後は消えてしまった」と、珍しく辛口だった。
ドルトムントの香川真司は、ヴォルフスブルク戦で4-1-4-1の右インサイドハーフとして先発フル出場を果たすも、チームはスコアレスドローに終わっている。
自身のシュートはなしに終わったものの、11.95キロというチーム最高の走行距離を記録し、後半には右サイドのクロスから、初スタメンのサンチョのポスト直撃弾を演出した。
そんな香川に対する評価は、『ビルト』の採点が3点、『キッカー』は3.5点と及第点。両メディアともに最高点を与えたのは、香川とインサイドハーフでコンビを組んだゲッツェだった。
地元紙『ルールナハリヒテン』は3.5点を付け、「今年最初の試合では、最高点と最低点があった。技術面では洗練されていたが、パスミスが幾つか見られた。12キロ近い走行距離を記録し、チームのなかで最も走った」と記した。
一方、別の地元紙『WAZ』は、「前半はあまり目立たなかったが、後半は少し良くなった。サンチョのポストを直撃する決定機を演出したが、その足は、アイデアが求めるものをいつでも実現できるわけではないようだ」と指摘し、4点と厳しい評価になった。