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スパイクを脱ぎ裸足でピッチに…入団発表で一風変わった“儀式”を披露したバルサの新加入DF

カテゴリ:メガクラブ

山本美智子

2018年01月14日

プロデビューを飾った頃からの習慣。

スパイクとソックスを脱ぎ、カンプ・ノウのピッチに静かに足を踏み入れるミナ。(C)Rafa HUERTA

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 現地時間1月13日、バルセロナにとってはこの冬ふたり目の新加入選手、ジェリー・ミナの入団発表が行なわれた。そして、ミナがカンプ・ノウのピッチに立つ際には、通常とは異なる注目がその“足元”に集まった。

 入団発表の48時間前、スペインの『Mundo Deportivo』紙は、ミナの一風変わった“迷信”について、報じていた。「ミナはインデペンディエンテ・サンタフェでデビューを飾ったときから、スパイクを履かずに裸足でピッチに立つ習慣がある。バルサの入団発表でも同じ行為をするかもしれない」

 さらにその理由として、「彼にとって芝生は聖なるものであり、入る前に礼を尽くすべき場所なんだ」というミナに近い関係者の証言をあげている。

 そして入団発表当日の13日、ミナはバルサの恒例に従い、カンプ・ノウの選手通路を通り抜け、ピッチへと繋がる階段を上がった。そして、グラウンドに入る前に、スパイクとソックスを脱ぎ、それらを白線の外に置くと、静かに裸足でカンプ・ノウの芝生を踏みしめたのである。

 ミナがこの“儀式”を行なったのは、前所属クラブであるパルメイラスに移籍した日以来で、本人が記者会見の後、その理由をみずから語っている。

「聖書(旧約聖書の申命記11章24節)に、《あなたがたが足の裏で踏む所は、ことごとくあなたがたのものとなる》という詩篇がある。だから、いつもするんだ。僕はここで歴史を作りたい。だからこそ、今回もこの儀式をさせてもらった」

「バルサの選手として必ず成功したい」と誓ったバルサ史上初のコロンビア人プレーヤーは、裸足で踏みしめたカンプ・ノウのピッチで、今後どのようなパフォーマンスを見せてくれるのか。楽しみでならない。

文●山本美智子(フリーライター)

ミナは1994年9月23日生まれの23歳。195センチの長身を誇る右利きのCBで、コロンビアのA代表にもすでにデビュー済みの実力者だ。(C)Rafa HUERTA

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