マッザーリ監督との契約延長についても検討。
【インテル】カンビアッソ、去就は今週中に決着か
インテルでは来シーズンに向けた戦略を立てるため、ワルテル・マッザーリ監督、マルコ・ファッソーネGD、ピエロ・アウジリオSDが話し合いを繰り返している。大きなポイントが、エステバン・カンビアッソとの契約を更新するか否か。
キエーボとの最終戦(5月18日)までに結論を出すべく、アウジリオは今週中にカンビアッソと話し合いを持つ予定だ。
シーズン終了後には、マッザーリ監督との契約延長についても検討されることになる。
【ナポリ】アンドレ・アユーへのオファーは今後の検討課題
昨日の当レポートでナポリがアンドレ・アユー(マルセイユ)にオファーを出したという情報をお伝えしたが、その後のリサーチによると状況はいささか異なっている。
ナポリはアユーに興味を持ってはいるものの、現時点で具体的なオファーには至っていない。ナポリの4-2-3-1システムの2列目のオプションとなり得るアユーだが、クラブ内部では現在獲得の可能性について検討している段階だ。
若さ(25歳)とヨーロッパでの経験というプラス材料がある反面、そのタレントが全面的に開花し得るかどうかついては、ナポリの内部でも意見が分かれているようだ。
【イタリア・サッカー連盟】アルベルティーニ副会長がW杯後に辞任
2007年からイタリア・サッカー連盟の副会長を務めている元ミランのデメトリオ・アルベルティーニが5月15日、『ANSA通信社』に対してブラジル・ワールドカップ後の辞意を明らかにした。
「アベーテ会長には以前からすでに伝えてある。ブラジル・ワールドカップで選手団長を務めるのを最後に、すべての役職から身を引く。尊敬するアベーテの側で過ごした時間は、私にとって重要な経験と学習の期間だった。しかしページをめくる時がやって来た」
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
インテルでは来シーズンに向けた戦略を立てるため、ワルテル・マッザーリ監督、マルコ・ファッソーネGD、ピエロ・アウジリオSDが話し合いを繰り返している。大きなポイントが、エステバン・カンビアッソとの契約を更新するか否か。
キエーボとの最終戦(5月18日)までに結論を出すべく、アウジリオは今週中にカンビアッソと話し合いを持つ予定だ。
シーズン終了後には、マッザーリ監督との契約延長についても検討されることになる。
【ナポリ】アンドレ・アユーへのオファーは今後の検討課題
昨日の当レポートでナポリがアンドレ・アユー(マルセイユ)にオファーを出したという情報をお伝えしたが、その後のリサーチによると状況はいささか異なっている。
ナポリはアユーに興味を持ってはいるものの、現時点で具体的なオファーには至っていない。ナポリの4-2-3-1システムの2列目のオプションとなり得るアユーだが、クラブ内部では現在獲得の可能性について検討している段階だ。
若さ(25歳)とヨーロッパでの経験というプラス材料がある反面、そのタレントが全面的に開花し得るかどうかついては、ナポリの内部でも意見が分かれているようだ。
【イタリア・サッカー連盟】アルベルティーニ副会長がW杯後に辞任
2007年からイタリア・サッカー連盟の副会長を務めている元ミランのデメトリオ・アルベルティーニが5月15日、『ANSA通信社』に対してブラジル・ワールドカップ後の辞意を明らかにした。
「アベーテ会長には以前からすでに伝えてある。ブラジル・ワールドカップで選手団長を務めるのを最後に、すべての役職から身を引く。尊敬するアベーテの側で過ごした時間は、私にとって重要な経験と学習の期間だった。しかしページをめくる時がやって来た」
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)