「ミランとは深く結びついている」とも。

ユース年代の重要な大会のひとつであるヴィアレッジョ・カップを制するなど、指導者としての地歩を着々と固めるインザーギ。遠からずトップチームを率いることになりそうだ。 (C) Getty Images
【ミラン】インザーギ「来シーズンもプリマベーラの監督を続ける」
ミランのプリマベーラ(U-19)監督で、来シーズンのトップチーム監督候補にも挙げられているフィリッポ・インザーギは、インタビューに応えて次のようにコメントしている。
「本田とターラブトのどちらを起用したか? それは私の決めることじゃない。来シーズンはどこで仕事をするか? ミランのプリマベーラで監督を続けるつもりだ。シーズンが終わったらガッリアーニ副会長、バルバラ・ベルルスコーニ副会長とテーブルを囲んで話し合うことになるだろう。私はミランと深く結びついている。重要なのはそのこと」
「(監督就任が噂された)サッスオーロ? 今はそれについて考えるつもりはない。1月にはひとつの可能性だったが、彼らが(セリエAに)残留したことは嬉しく思っている。今後? クラブが私を評価してくれていることに満足している。来シーズンもプリマベーラの監督を続けるつもりだ」
【ルビン・カザン】リバヤ(アタランタ)の獲得に前向き
アタランタでプレーするクロアチア人FWマルコ・リバヤに、ロシアのルビン・カザンが興味を示している。リバヤはアタランタとインテルの共同保有で、ルビンは保有権100パーセントを買い取る意向だ。すでに交渉は始まっており、ロシアの移籍マーケットがスタートする6月20日までには話がまとまる可能性が濃厚だ。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
ミランのプリマベーラ(U-19)監督で、来シーズンのトップチーム監督候補にも挙げられているフィリッポ・インザーギは、インタビューに応えて次のようにコメントしている。
「本田とターラブトのどちらを起用したか? それは私の決めることじゃない。来シーズンはどこで仕事をするか? ミランのプリマベーラで監督を続けるつもりだ。シーズンが終わったらガッリアーニ副会長、バルバラ・ベルルスコーニ副会長とテーブルを囲んで話し合うことになるだろう。私はミランと深く結びついている。重要なのはそのこと」
「(監督就任が噂された)サッスオーロ? 今はそれについて考えるつもりはない。1月にはひとつの可能性だったが、彼らが(セリエAに)残留したことは嬉しく思っている。今後? クラブが私を評価してくれていることに満足している。来シーズンもプリマベーラの監督を続けるつもりだ」
【ルビン・カザン】リバヤ(アタランタ)の獲得に前向き
アタランタでプレーするクロアチア人FWマルコ・リバヤに、ロシアのルビン・カザンが興味を示している。リバヤはアタランタとインテルの共同保有で、ルビンは保有権100パーセントを買い取る意向だ。すでに交渉は始まっており、ロシアの移籍マーケットがスタートする6月20日までには話がまとまる可能性が濃厚だ。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)