年末年始の風物詩、高校サッカー選手権が12月30日に開幕する。来年１月８日に行なわれる決勝を目指し、選ばれし48代表校が戦いを繰り広げる。また、選手権に出場する選手たちは東京五輪世代。彼らにとっては自身の存在を示す場でもある。優勝を目指すのはもちろん、個々のアピールも今大会の重要な要素だ。

　ここでは高校サッカーダイジェスト編集部が厳選した、大会のブレイク候補を紹介する。２回目の今回はMF編だ。プロ入りする郷家友太（青森山田）や福田湧矢（東福岡）がどんなプレーをするのか楽しみだが、それ以外にも確かな技を持つ選手が存在する。彼らが持つ力は十分に上でも通用するもので、選手権で一度は見ておきたいタレントばかりだ。

【PHOTO】編集部が厳選！選手権注目の逸材図鑑30～MF編

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【選手権】編集部が厳選！この冬ブレイク必至の逸材図鑑30～FW編

【高校サッカーダイジェスト厳選／高校選手権必見タレント】
Part.2　ＭＦ編

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郷家友太
ごうけ・ゆうた
青森山田（青森）／３年／ヴィッセル神戸入団内定
巧さ、高さ、強さの三拍子が揃う今大会の主役候補で、昨年度の戴冠に寄与したが、本人は「個人的には２得点だけだったので悔しい大会」と振り返る。目標は５試合連続弾を決めた先輩の高橋（現・千葉）のような活躍だ。
 
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松井蓮之
まつい・れんじ
矢板中央（栃木）／３年
ピッチを駆け回る大型ボランチ。身体の強さを活かしたボールハントや、ゴール前への迫力ある飛び込みを得意とする。目標としていたＷ杯出場は逃すも、Ｕ－17代表としてアメリカ遠征に参加するなど貴重な経験を積んだ。
 
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菊地泰智
きくち・たいち
流経大柏（千葉）／３年
名将・本田監督が絶賛するサッカーセンスを持つ、左利きの技巧派ＭＦ。インターハイでは自分のエゴを捨ててチームのために走り、全国制覇の立役者になった。その直後に「帰って練習したい」と口にしたほどの努力家だ。
 
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金子大樹
かねこ・たいじゅ
桐蔭学園（神奈川）／３年
高校サッカーへの熱き想いを胸に、横浜FCユース昇格の道を断って青の名門に身を投じた。圧倒的な技巧を駆使して桐蔭自慢のパスワークを下支えし、鋭い読みからのボール奪取も冴える。夢にまで見た檜舞台へ、意気軒高だ。
 
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佐野海舟
さの・かいしゅう
米子北（鳥取）／２年
中国地方を代表する強豪校で、１年時から中盤の要になっているボランチ。長短のパスで試合をコントロールするだけでなく、守備でも貢献する。打点の高いヘディングや、相手の懐にスッと身体を入れるボール奪取に注目。