中島翔哉は「リーグ序盤戦の主役」だ! 美弾を決めたポルト戦のスタッツや現地評は?

カテゴリ:海外日本人

ペドロ・ゴンサウベス

2017年09月23日

ポルト・ペースの流れを中島が止める。

ポルト戦の中島のスタッツ。シュートは1本だったが、それをきっちり決めて見せた。データ提供:ゴールポイント

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 今夏にFC東京からローンでポルティモネンセに加入した中島翔哉は、9月22日のリーガ・ノス(ポルトガル1部リーグ)第7節のポルト戦にスタメン出場。入団以来、国内リーグの2試合連続で先発し、2得点・1アシストを記録している23歳は、北部の名門との一戦でも高いスキルを見せた。
 
 とはいえ、試合を支配したのはやはりポルト。20分にイバン・マルカノ、23分にヴァンサン・アブバカル、26分にムサ・マレガが立て続けにゴールネットを揺らし、3点を先行した。
 
 30分の時点でポルトは9本のシュート(うち枠内が5本)を放ち、66%のポゼッションと85%のパス成功率を記録。完全にゲームを支配しており、さらなる追加点の匂いも漂った。
 
 しかし、この流れを中島が止める。36分にパウリーニョからペナルティーボックス手前右際でパスを受けた小柄な背番号23は、相手DFフェリペをワンフェイクで交わし、右足アウトサイドで美しいゴールを決めて見せたのだ。名手イケル・カシージャスも成すすべがない、見事な一撃だった。
 
 これで2試合連続ゴール、3試合連続で決定機に絡んだことになる。その中には、国内リーグを4連覇中のベンフィカ、そしてポルトの両名門とのアウェーゲームが含まれる。特筆すべきことだ。
 
 後半に入ってもポルトが優勢に試合を進め、49分と68分にヤシン・ブライミがゴールを奪い、スコアは5-1に。終了17分前にルベン・フェルナンデスの得点でポルティモネンセも1点を返したが、反撃もそこまで。後半は互いに8本のシュートを打ったものの、決定力と守備力の違いが最終結果に現われた格好だ。
 
 筆者が運営する『ゴールポイント』では、170項目以上のデータを独自のアルゴリズムで解析し、各選手を採点しており、前節のフェイレンセ戦で2得点を決めた中島は8.5を獲得。リーガ第6節の最高点だった。
 
 この日のポルト戦でも、ポルティモネンセで唯一トップレベルの技術を披露した中島は、ドリブルを7回中4回成功させており、ブライミ(9回中8回成功)に次ぐ数字を記録。ただし、ボールコントロールのミスが3度あり、試合を通じたパス数も16本(成功率は63%)にとどまった。
 
 これらの数字は、日本人アタッカーが高い位置で孤立しがちだったということを示しており、周囲のサポートが求められる。
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