【W杯予選まとめ】ここまで本大会出場決定は8か国! 各大陸の争いは混沌の様相に!!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年09月06日

オーストラリアは11月まで続く厳しい戦いへ…

黒星スタートとなった今予選だが、日本はしっかり立て直して、4か国目の本大会出場国となった。 写真:サッカーダイジェスト写真部

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◇アジア
【本大会出場】
イラン(2大会連続5回目)
日本(6大会連続6回目)
サウジアラビア(3大会ぶり5回目)
韓国(9大会連続10回目)

【プレーオフ】
オーストラリア、シリア ※勝者は北中米カリブの4位と対戦
 
 アジア予選は通常のリーグ戦の全日程が終了。イランがブラジルに次ぐ2番目の早さで突破を決め、続いて日本がオーストラリアとの大一番を制して6大会連続の本大会出場、そしてその日本を下したサウジアラビア、苦しみながらもウズベキスタンと引き分けた韓国が、最終節でロシアへのチケットを手に入れた。
 
 オーストラリアは2006年大会(当時はオセアニア連盟所属)以来のプレーオフへ。シリアとの一戦を制したとしても、さらに北中米カリブ4位との大陸間プレーオフが待っている。対戦相手となりそうなのは、アメリカ、ホンジュラス、パナマあたり……いずれも実力のあるチームであり、厳しい戦いが11月まで続くこととなる。
 
◇オセアニア
【プレーオフ】
ニュージーランド ※南米5位と対戦
 
 第2ラウンドから登場したニュージーランドとソロモン諸島が、第3ラウンドのリーグ戦でそれぞれ首位となり、ホーム&アウェーで対戦。初戦を6-1で制したニュージーランドが、アウェーでの第2戦を2-2で乗り切り、3大会連続でオセアニア代表となった。
 
 しかし、この地区の勝者には自動的に本大会に進む権利が与えられず、南米5位とのプレーオフという厳しい最終関門が待ち構えている。アルゼンチン、チリはもちろん、南米の下位に沈んでいる国ですら、他大陸の国からすれば十分に強豪である。果たしてニュージーランドは、2010年大会以来の本大会行きを果たせるか。
 
◇欧州
【本大会出場】
ロシア(2大会連続4回目)※開催国で予選免除。ソ連時代を除く
ベルギー(2大会連続13回目)
 
 各グループの首位だけが自動的に本大会出場、2位はプレーオフを戦うことになる欧州予選は、ここまで8節(全10節)を終了。現時点で本大会進出を決めているのはロシアとベルギーで、予選を突破したのは後者1か国だけである。
 
 残り2節は、10月5~7日、8~10日にそれぞれ行なわれるが、勝てば無条件で本大会行きとなるのはドイツ、セルビア、イングランドの3か国。スペインは2位イタリアと勝点差3だが、残りの対戦相手とイタリアとの得失点差を考えると、こちらも王手をかけたと言ってもいい。
 
 その一方で、勝点2差のあいだにクロアチア、アイスランド、トルコ、ウクライナがひしめき合うといった混戦模様のグループもあり、最後の最後まで目が離せない。

“タレント集団”ベルギーは強さを発揮し、強国が居並ぶ欧州予選で突破一番乗りを果たした。 (C) Getty Images

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