「言うべきことがあるなら直接話し合う」(ピケ)

カタルーニャ(=バルサ)の象徴的存在でもあるピケだが、一方でネイマールとは良い関係を継続しているようで……。それゆえに、難しい(苦しい?)立場にあると言えるだろう。写真は2015年のふたり。 (C) Getty Images
目には目を、提訴には提訴を――。バルセロナから契約違反で提訴されたパリ・サンジェルマンのFWネイマールが、逆にバルセロナを訴えることが明らかになった。現地時間8月24日に英『BBC』が報じている。
昨年10月にネイマールとの契約を2021年まで延長していたバルセロナは、史上最高額でパリSGに移籍したこのブラジル代表FWが契約に違反したと主張。支払い済みの850万ユーロ(約10億9000万円)の返金を求め、提訴したことを明らかにした。
対するネイマールは、パリSGの本拠地でデビューを飾った20日のトゥールーズ戦の後、「彼らはバルセロナにいるべき人間じゃない」と、古巣の経営陣を酷評。この発言はバルサの提訴が関係しているとの見方も少なくなかった。
そして、ネイマール側も反撃に出た。契約内容に反してないと反論し、さらに未払いとなっている2600万ユーロ(約33億3000万円)の契約延長ボーナス(バルセロナは支払わないと宣言していた)の支払いを求めて、法的措置を講じると発表したのだ。
泥沼化に歯止めがかからないクラブと元チームメイトのバトルを、バルセロナの選手たちはどのように見ているのかは分からない。ただ、ジェラール・ピケによれば、選手たちがクラブ経営陣と対立しているというようなことはないという。
ピケやリオネル・メッシ、ルイス・スアレスといった主力選手たちは22日、休日を利用してバルセロナに戻ってきていたネイマールと再会。それぞれSNSに、ネイマールとの写真をアップしていた。
クラブがネイマールへの提訴を発表した直後だっただけに、一部のメディアでは、選手たちの行動が経営陣への当てつけではないかとの見方もなされていいた。
しかし、スペイン紙『マルカ』によると、ピケは24日に「単なる偶然だ」と主張。「(提訴が発表された時に)僕らはもうパーティーをしていた。経営陣に言うべきことがあるなら、SNSや写真を使ったりせず、直接話し合う」と、クラブのこととプライベートは別物だと強調している。
それでも、この夏の一連の出来事で、バルセロナ経営陣に対する批判の声は少なくない。選手たちが不満を抱いているとの声が後を絶たないなか、経営陣はこれから名誉と信頼を回復できるだろうか。
昨年10月にネイマールとの契約を2021年まで延長していたバルセロナは、史上最高額でパリSGに移籍したこのブラジル代表FWが契約に違反したと主張。支払い済みの850万ユーロ(約10億9000万円)の返金を求め、提訴したことを明らかにした。
対するネイマールは、パリSGの本拠地でデビューを飾った20日のトゥールーズ戦の後、「彼らはバルセロナにいるべき人間じゃない」と、古巣の経営陣を酷評。この発言はバルサの提訴が関係しているとの見方も少なくなかった。
そして、ネイマール側も反撃に出た。契約内容に反してないと反論し、さらに未払いとなっている2600万ユーロ(約33億3000万円)の契約延長ボーナス(バルセロナは支払わないと宣言していた)の支払いを求めて、法的措置を講じると発表したのだ。
泥沼化に歯止めがかからないクラブと元チームメイトのバトルを、バルセロナの選手たちはどのように見ているのかは分からない。ただ、ジェラール・ピケによれば、選手たちがクラブ経営陣と対立しているというようなことはないという。
ピケやリオネル・メッシ、ルイス・スアレスといった主力選手たちは22日、休日を利用してバルセロナに戻ってきていたネイマールと再会。それぞれSNSに、ネイマールとの写真をアップしていた。
クラブがネイマールへの提訴を発表した直後だっただけに、一部のメディアでは、選手たちの行動が経営陣への当てつけではないかとの見方もなされていいた。
しかし、スペイン紙『マルカ』によると、ピケは24日に「単なる偶然だ」と主張。「(提訴が発表された時に)僕らはもうパーティーをしていた。経営陣に言うべきことがあるなら、SNSや写真を使ったりせず、直接話し合う」と、クラブのこととプライベートは別物だと強調している。
それでも、この夏の一連の出来事で、バルセロナ経営陣に対する批判の声は少なくない。選手たちが不満を抱いているとの声が後を絶たないなか、経営陣はこれから名誉と信頼を回復できるだろうか。