【移籍市場超速報】バルサとユーベがクアドラードに興味

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2014年04月02日

インテル、F・トーレス獲得に本腰

キャリア最高のシーズンを送るクアドラードには、同じセリエAのユベントスだけでなく、ここにきてバルセロナも獲得に向けて動き始めたようだ。 (C) Getty Images

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【フィオレンティーナ】クアドラードにユベントス、バルセロナが興味

 スピードに乗った突破でキャリア最高のシーズンを送っているファン・ギジェルモ・クアドラード。フィオレンティーナとウディネーゼが共同保有するこのウインガーには、かねてからユベントスが興味を持っている。ユーベはウディネーゼとは良好な関係を保っているが、ライバル関係にあるフィオレンティーナを懐柔しなければ獲得は難しい。完全移籍のためには2500万ユーロ(約35億円)前後が必要になる見通しだ。さらに、ここにきてバルセロナも動き始めている模様。今後の動向が注目される。

【F・トーレス】インテルが獲得に本腰

 インテルはゴール前で違いを作り出せるトッププレーヤーを必要としている。フェルナンド・トーレスはその有力候補のひとり。チェルシーで出場機会を得られないこのビッグネームを、来シーズンにレンタルで獲得しようと可能性を探っている。チェルシーはあえて引き留めようとはしないだろう。ただ問題は、イタリアの基準では高すぎる500万ユーロ(約7億円)という高年俸。インテルはチェルシーにその一部負担を要請しているが、交渉はまだ始まったばかりで、詳細の詰めはすべて今後の課題だ。

【ミラン】ターラブトの保有権買い取りを検討中

 ゴール、アシスト、スピード。アデル・ターラブトの加入でミランはギアを一段上げた。アドリアーノ・ガッリアーニ副会長は完全移籍を検討しており、保有権を持つイングランド2部のクイーンズパーク・レンジャーズ(QPR)に400万ユーロ(約5億6000万円)の移籍金をオファーする意向だ。ただし、QPRがつけている値札は725万ユーロ(約10億円)で、金額的に開きがある。ガッリアーニは近いうちに代理人のキア・ジョーラブシャンと会って獲得に向けた戦略を練る予定だ。

【ヴェローナ】マルティッチとの契約にサイン

 スイスのザンクト・ガレンでプレーする90年生まれのクロアチア人サイドバック、イバン・マルティッチの獲得に乗り出していることは既報の通り。すでに数日前にメディカルチェックを終えており、契約書にもサインして、あとは公式発表を待つばかりとなった。契約は来シーズンから2017年までの3年間。ザンクト・ガレンとの契約は今年6月で切れるためフリートランスファーとなる。

【ナポリ】来シーズンの補強について首脳会議

 ナポリは来シーズンに向けた補強について、4月1日にアウレリオ・デ・ラウレンティス会長、リッカルド・ビゴンSD、ラファエル・ベニテス監督らによる首脳会議を持った。各セクションに新戦力の獲得が構想されている模様だ。前線の有力候補はマルチェロ・リッピ率いる広州恒大のエルケソン。昨シーズンの中国リーグで31ゴールを挙げているが、コンタクトはまだこれからだ。

 将来への布石として、スタンダール・リエージュのベルギーU-21代表FW、ミチ・バチュアイもチェックリストに入っている。違約金は800万ユーロ(約11億2000万円)に設定されているが、クラブ側がこれを認めておらず、1500万ユーロ(約21億円)の値札がついている。とはいえ、代理人はすでにアーセナルとほぼ合意に達しているとも伝えられ、今後の進展を見守ることになる。

 最終ラインに関しては、マルティン・シュクルテル、ハビエル・マスチェラーノなどの名前が挙がっているが、本命はトッテナムのベルギー代表ヤン・ヴェルトンゲン。ベルギーでは、ゲンクのカリドゥ・クリバリもリストに入っている。イタリアでは、カミル・グリク(トリノ)をウォッチング中。ナポリはさらに上を目指している。

【ジェノア】ベルギーの若手に注目

 ジェノアのスカウトがベルギーに飛んで何人かの選手をチェックした。なかでもとりわけ興味を持っているのが、クルブ・ブルージュでプレーする193センチのベルギーU-19代表ビョルン・エンゲルスと、スタンダール・リエージュのサイドアタッカー、92年生まれのポール=ジョゼ・エムポクだ。ベルギー・リーグは若手が豊富で選手の価格も手頃だけにイタリアでも多くのクラブが注目し始めている。

【サンプドリア】ミハイロビッチ監督にインテル行きの可能性も?

 途中就任でサンプドリアを低迷から救い出したシニシャ・ミハイロビッチ監督。契約は2015年まで残っているが、来シーズンの続投はまだ本決まりになっていない。今後数週間のうちに予定されているクラブとの話し合いで、ミハイロビッチは続投の条件としていまよりも競争力のあるチームを求めるはずだ。セルビア代表監督復帰の可能性はつねに残されているが、インテルも遠くから動向をうかがっている。仮にヨーロッパリーグ出場権を逃してワルテル・マッザーリ監督の続投がなくなった場合には、ミハイロビッチは有力な後任候補となるはず。サンプドリアにも決断が求められている。

【翻訳:片野道郎】
【翻訳者からのごあいさつ】
 イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。

 イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。

 セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。

 ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。

 ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。

 そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
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