【移籍市場超速報】トーレスにレンタルの可能性? インテルにチャンスか

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2014年03月28日

ミラン、アレックス獲得の可能性は急降下した模様。

チェルシーはこれまで否定的だったレンタルでの放出について、前向きな姿勢を見せ始めたようだ。F・トーレスの身辺は、さらに騒がしくなってくるだろう。 (C) Getty Images

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【F・トーレス】チェルシーがレンタルでの放出に前向きか

 インテルが来シーズンに向けて前線の強化を構想しているのは周知の通り。マスコミで名前が挙がっているフェルナンド・トーレス、アルバロ・モラタ、エディン・ゼコのうち、わずかながら可能性が高いのはトーレスだ。というのも、チェルシーがレンタルでの放出について、前向きの姿勢を見せ始めているから。まだお互いに相手の出方をうかがっている段階だが、検討が始まっているは間違いない。

【アレックス】マンチェスター・Uも争奪戦に参戦か。

 ミランは、今シーズンでパリ・サンジェルマンとの契約が切れるCBアレックスの獲得を模索してきたが、ここにきてその可能性は急降下している模様。3年目のオプションがついた2年契約を提示したミランに対し、パリSGは2年目の延長について話し合いのオプションをつけた契約の1年延長をオファーした。ミランに移籍すれば年俸のダウンは避けられないだけに、アレックスは現状維持でもう1年パリに残る選択肢に傾いている。ミランはこれに対抗するオファーを出す意志は持っておらず、そこに割り込んできたのがマンチェスター・ユナイテッド。アレックスは自らの未来を決める鍵をその手に握っている。はたしてどこを選ぶのか。

【ミラン】新SD候補にジョバンニ・ガッリが急浮上

 ミランはクラブ内部の体制再構築に取り組んでおり、来シーズンから強化を担当するスポーツディレクターを探している。有力候補だったセアン・ソリアーノはヴェローナを離れる気がなく、リッカルド・ビゴンもナポリに残るだろう。そこで浮上してきたのが、80年代にミランのゴールを守ったジョバンニ・ガッリの名前。アドリアーノ・ガッリアーニ副会長は3月27日、フィレンツェの中心街にある歴史的なバール『ジリオ』でガッリと話をした。ガッリは、ヴェローナがMFジョルジーニョ(現ナポリ)を獲得した時のゼネラルディレクターでもある。会談の感触は上々だったようで、ガッリは突然、有力候補に浮上した。その人柄はガッリアーニのみならず、オーナーのシルビオ・ベルルスコーニも認めるところ。ファーストコンタクトはポジティブな印象を与えたようだ。

【ウディネーゼ】リエラはワトフォードと契約

 ガラタサライとの契約を解消した元スペイン代表アルベルト・リエラが、来シーズンからのウディネーゼ入りで合意したことはすでにお伝えした通り。それまでの間を空白期間にしないための方策として、イングランド2部のワトフォードとシーズン終了までの契約を交わした。実を言えば、ワトフォードのオーナーはウディネーゼ、そしてリーガ・エスパニョーラのグラナダも保有するジャンパオロ・ポッツォ。リエラはコンディションを維持するため、「系列クラブ」に一時的にパーキングしてシーズン終了までトレーニングを続けることになる。

【チャールトン】マンチェスター・Uからペトルッチがレンタル移籍

 イングランド2部のチャールトンは、マンチェスター・Uからイタリア人MFダビデ・ペトルッチを今シーズン末までのレンタルで獲得したことを発表した。ペトルッチはローマ生まれ。ASローマの育成部門で育ち、2009年、同じ91年生まれのフェデリコ・マケダ(現バーミンガム)と共にマンチェスター・Uとプロ契約を交わした。その後、マンチェスター・Uのアカデミーを経て、昨シーズン途中に3部のピーターボロ、今シーズンはベルギー2部のアントワープにレンタル移籍していたが、冬の移籍市場でマンチェスター・Uに戻っていた。

【インテル】12歳のスペイン人GKをウォッチ

 インテルが昨夏、マドリードの2チームやチェルシーとの争奪戦を制してスペイン・カンタブリア州の育成クラブ、バンサンデルから獲得した97年生まれのMFパウリーノ・デ・ラ・フエンテは、アッリエービ(U-17)のレギュラーとして6ゴールを挙げるなどポジティブな1年目を送っている。それに手応えを感じてか、インテルはその弟で12歳のGKファビオにも注目しているようだ。同じバンサンデルでプレーし、すでにカンタブリア州選抜に選ばれている逸材で、レアル・マドリーの地元担当スカウトのリストにも名前が挙がっているという。獲得可能な年齢になるまではまだ時間があるが、早くも争奪戦がスタートしている。

【翻訳:片野道郎】
【翻訳者からのごあいさつ】
 イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。

 イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。

 セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。

 ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。

 ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。

 そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)

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