【移籍市場超速報】プランデッリ監督がカッサーノを視察

カテゴリ:ワールド

ジャンルカ・ディ・マルツィオ

2014年03月24日

ラツィオの新鋭ケイタが契約延長に合意。

10キロ減のダイエットでW杯の招集メンバー入りをアピールしているカッサーノを、プランデッリ監督がその目でチェック。念願は叶うのか。 (C) Getty Images

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【パルマ】イタリア代表プランデッリ監督、パルマ対ジェノアを視察

「カッサーノをワールドカップに連れていくか? 純粋に戦力的な問題として判断する」
 先週そう述べたイタリア代表のチェーザレ・プランデッリ監督が、そのアントニオ・カッサーノのプレーをその目でチェックするために、パルマ対ジェノア戦を視察した。パルマではCBガブリエル・パレッタ、MFマルコ・パローロも有力な代表候補、さらにジェノアにもGKマッティア・ペリン、SBルカ・アントネッリが拡大リストに名を連ねている。候補選手のコンディションとプレーをチェックするうえで実りある視察だったことは間違いない。

【ラツィオ】ケイタが契約延長合意

 ラツィオで急速に頭角を現わしてきたバルセロナ育ちの19歳、バルデ・ディアオ・ケイタが、2017年までの契約延長に合意した。今シーズンにプリマベーラ(U-19)からトップチームに昇格し、ここまで16試合で4ゴール・1アシストを挙げているセネガル系スペイン人アタッカーが新たに交わす3年契約は、年俸40万ユーロ(約5600万円)をベースに段階的に上がって行くというもの。ラツィオでの活躍を今後への大きなステップにしたいところだろう。

【リボルノ】カルジャ、無給での加入をオファーするも…

 フセイン・カルジャはどうしてもイタリアに戻りたいようだ。シエナ、ジェノア、インテル、フィオレンティーナなどでプレーした元モロッコ代表は、アル・アラビ(カタール)との契約を解除してフリーになったばかり。かつてそのタレントを発掘し、現在はリボルノのSDを務めるステーファノ・カポズッカに、無給でもいいからセリエAに戻りたい、とアピールしている。それどころか、シーズン終了までの契約最低年俸とホテル滞在費を自己負担してもいいとまで言っているという。しかしリボルノのアルド・スピネッリ会長は消極的。カポズッカSDもトリノ戦の直前、『Sky Sport』のインタビューに応えて次のように語っている。
「カルジャは私がテルナーナに連れてきて、その後もジェノアに引っ張った。金銭的な問題は何もないが、シーズン終了までそれほど試合は残っていない。獲得するというのは現実的な話ではない。可能性はないと思う」

【サンプドリア】マッティア・ロンバルドがトップチーム招集

 1991年にジャンルカ・ヴィアッリ、ロベルト・マンチーニらと共に、サンプドリア史上唯一のスクデットをもたらした右ウイング、アッティリオ・ロンバルドを父に持ち、現在プリマベーラ(U-19)でプレーするMFマッティア・ロンバルドが、3月23日のサンプドリア対ヴェローナ戦で、初めてトップチームのベンチ入りを果たす。シニシャ・ミハイロビッチ監督がロンバルドを招集した理由は明白だ。エンリコ・キエーザ(元イタリア代表)が監督を務めるプリマベーラでキャプテンとしてチームを引っ張り、しばしばトップチームの練習にも参加してその実力を磨いてきた。父が活躍した時代から20年を経て、もうひとりのロンバルドがルイジ・フェラーリス(サンプドリアの本拠地)のピッチに立つ日がやって来た。

【アタランタ】インテル戦2得点のボナベントゥーラにフィオレンティーナが食指

 3月23日のインテル戦で終了間際の決勝ゴールを含む2得点を挙げたアタランタの10番、ジャコモ・ボナベントゥーラは、試合後のインタビューに次のように答えた。
「2得点はプランデッリ監督へのメッセージ? いや、代表入りは難しいと思っている。僕よりも国際経験のある選手がたくさんいるからね。僕は自分の道を行くだけだよ。アタランタのためにベストを尽くす以上のことはできないし、メルカート(移籍マーケット)の動きも僕たちイタリア人選手には不利だ。外国人選手がたくさんいるから」

 しかしそのボナベントゥーラには、フィオレンティーナが強い興味を示しており、すでにアタランタに獲得の可能性を打診済みだ。アタランタがつけた値札は1500万ユーロ(約21億円)。今後両者の話し合いが進むことは間違いない。

【翻訳:片野道郎】
【翻訳者からのごあいさつ】
 イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。

 イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。

 セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。

 ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。

 ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。先月、この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。

 そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)

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