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5部相当の関東リーグで元川崎レナチーニョと元鹿島の岩政が激突! 彼らが抱える想いとは…

カテゴリ:特集

竹中玲央奈

2017年04月19日

久しぶりの日本にも「変わらずこの国のことが好きだと感じた」。

かつてJ1の舞台で輝きを放った選手たちが5部リーグの舞台で激突した。写真:竹中玲央奈

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 J1から数えれば5部に相当する関東サッカーリーグ1部の情報を、日々のニュースで頻繁に目にすることはないだろう。
 
 ただ、今年は少し違う。4月16日の開幕戦で激突した2つのチーム、VONDS市原と東京ユナイテッドFCがそれぞれ、大物選手の加入によって多くの国内サッカーファンからの視線を集めた。
 
 VONDS市原には2008年から10年まで川崎フロンターレで活躍したレナチーニョが電撃加入。ブラジルやポルトガルでプレーをしている間も日本へ戻るタイミングを模索しており、川崎在籍時から縁のあった仲介人を通してVONDSを紹介され、入団に至った。
 
 ブラジル、ウクライナ、ポルトガル、タイのクラブからもオファーがあったなかで日本の関東リーグを選んだのだが、選んだ先はプロクラブではない。VONDSというクラブにとって初めてのプロ契約選手とはいえ、彼自身に高い金額が提示された訳でもない。そうしたなかでも本人が日本へ戻ってきた背景にあるのは、彼自身が助っ人外国人としての責務を果たし、クラブを上の舞台に押し上げたいという思いが強かったからだと言う。
 
「6、7年ぶりに日本に帰ってきましたが、変わらずこの国のことが雰囲気も含めて好きだと感じました。リーグのレベルに関しても、カテゴリーは違えども難しい試合は続いていきますし、そういう意味では自分からどんどん、フィットしていかなければいけないなと思います。 (VONDSを)J1まで引き上げていきたい。もちろん今の状況でその目標を具体的にイメージできるかは分からないですけど、そういう魂を持ってやっていくことがひとりの選手としては大事ですし、自分はいまそういう気持ちで1年1年を取り組んでいこうと思っています」

持ち前のキレのある突破を見せたレナチーニョ。初ゴールはならなかったが、チームを勝利に導いた。写真:竹中玲央奈

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 惜しくもゴールとはならなかったものの、開幕戦で1−0の勝利に貢献したレナチーニョは試合後、こう思いを語った。
 
 そして、対戦相手のある選手に言及した。
「鹿島時代も、日本代表でプレーしたことも存じ上げておりますし 特別な選手だなという印象はあります」
 
 その選手とは昨季限りでJ2のファジアーノ岡山を退団し、東京ユナイテッドFCに加入した元日本代表・岩政大樹である。クラブ史上初のプレーオフ進出を果たしJ1の舞台まであと一歩まで迫ったチームの中心にいた彼が次なる舞台として選んだのが今季、関東サッカーリーグ1部に昇格したばかりの新興チームである東京ユナイテッドFCであった。
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