【日本代表】本田と心中する覚悟を決めた指揮官。ハリルジャパンの風向きはこの連戦で決まる!?

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2017年03月16日

アウェーのUAE戦で白星を掴むには勢いよりも経験。

本田を招集したハリルホジッチ監督。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 もはやひとつの黒星も許されないワールドカップ・アジア予選で、ハリルホジッチ監督は本田と心中する覚悟を決めたようだ。事実、3月23日のUAE戦、同28日のタイ戦に向けた代表メンバー発表の席で、指揮官は本田の選出理由について次のように話している。
 
「(ミランで)試合に出ていなくても今の代表は本田を必要としています。我々は20試合ほど戦ってきましたが、常に彼はいました。我々のトップスコアラーでもあります。
 
 もちろんミランでより多くの試合に出てほしいですが、今のところ使われていません。ですが、彼の代表でプレーしたいという意欲は高い状態にあります。プラスアルファのトレーニングをしていることも分かっています。何分プレーするかは別問題ですが、我々には必要な選手です」
 
 昨年11月から「クラブで試合に出ていない選手は招集しない」というスタンスに切り替えたはずのハリルホジッチ監督は、それでもミランで干されている状態の本田を呼んだ。「曖昧な選考基準」と批判的な見方もあるだろうが、要は今回の連戦で結果を出せば文句を言われない。
 
 その結果を出すために、指揮官はコンディション以上に経験を重視したのだろう。本田と同じようにクラブで出番に恵まれない川島や長友を招集し、ワールドカップ出場歴がある今野をこのタイミングで代表に復帰させたのも、これまでの実績を買ってのことだ。
 
 アウェーのUAE戦で白星を掴むには勢いよりも経験。これが、ハリルホジッチ監督の出した答なのだろう。川崎の小林、横浜の齋藤らを外したことからもそれは明らかだ。ちなみに、G大阪の倉田、FC東京の髙萩、アウクスブルクの宇佐美を招集したのは、ホームのタイ戦で試せる余裕があればテストするという狙いがあるに違いない。

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