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【日本代表|ポジション別序列】吉田&森重のコンビは鉄板。長友は左SBの二番手が妥当だ|GK&DF編

カテゴリ:日本代表

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2017年03月16日

UAE戦に向け、指揮官は「リベンジの機会」と意気込む。

順当にメンバー入りした吉田。サウサンプトンでも出場機会を増やしており、ハリルホジッチ監督も「レベルが上がってきている」と喜ぶ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 3月16日、日本協会はロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のUAE戦とタイ戦に臨む日本代表のメンバー25名を発表した。
 
 今回の3月シリーズでは、日本はまず23日にアウェーでUAEと対戦し、5日後の28日にホームにタイを迎える。
 
 UAEは最終予選の初戦で敗れた相手であり、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督も「リベンジの機会」と意気込む。予選グループで勝点10の2位につける日本に対し、UAEは勝点9で3位に位置する。ここで前回対戦の借りを返すことができれば、ライバルに大きく差をつけることができる。
 
 タイとは昨年9月に対戦し、敵地で2-0の勝利を収めている。もっとも、ゲーム内容は決して楽なものではなく、指揮官も「タイは日々、成長しています。他の国との試合を見ていても、それは分かります」と警戒を強めている。ただ実力差があるのは明白で、絶対に取りこぼせない一戦だ。
 
 ハリルホジッチ監督が「まず我々がすべきは、アウェーゲームで勝利を持ち返ること」と語ったように、UAEを下し、その勢いを持ってタイを叩くのが理想だ。今年最初の代表活動で、「日本の結束力、対応力を発揮して」(西野朗技術委員長)、ロシア行きに向けて大きく前進したい。
 
 発表されたメンバーは、3人のGKと、22人のフィールドプレーヤーの計25名。ここでは、基本システムの4-3-3に沿って、GKとDFの序列を考察していく。
 
【GK】
◎西川周作(浦和)/〇林 彰洋(FC東京)/△川島永嗣(メス)
 
 UAE戦もタイ戦も、西川が正GKに指名されるのは間違いない。重要な試合では経験がモノを言うが、所属クラブでいまだレギュラーを掴めていない川島をここで抜擢するのは現実的ではないし、場数を踏んでいない林も不安のほうが先行する。
 
 また、本来であればG大阪の東口順昭がエントリーされるはずだったが、先日のFC東京戦で負傷。「東口を呼べなかったのは悲しい出来事。彼は素晴らしいコンディションでプレーしていましたから」とハリルホジッチ監督は残念がる。東口にとっても絶好のチャンスだっただけに、痛すぎる選外となった。
 
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=三番手

【日本代表PHOTO】UAE戦、タイ戦に向けたメンバー25人

【日本代表PHOTO】ハリルホジッチ体制初陣から現在まで。全試合のフォーメーション&結果
 

3月シリーズで招集された25名の各ポジションの序列。インテルで出番を失っている長友は左SBの二番手が妥当だ。

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