外から獲得? カンテラーノを抜擢?
2月11日に開催されたリーガ・エスパニョーラ22節のアラベス戦で右足首を脱臼し、全治5か月と診断されたバルセロナの右サイドバック、アレイシ・ビダルは、今シーズン中の復帰が絶望。そのためバルサは、リーガの特例で代わりに1人選手を獲得できる。
LFP(スペイン・プロリーグ機構)へ補強希望を提出するのは、選手の負傷から20日以内。つまり、今週木曜日(現地時間3月2日)がその期限となる。
特例による移籍の手順はこうだ。
まず期限までにバルサがビダルの登録を抹消し、代役を補強するかどうかをLFPに伝える。その後、LFPの医療委員会によって補強が認可されたら、さらに15日以内の検討期間がバルサに与えられ、新戦力(リーガの選手か無所属のみ)と契約を結ぶ流れになっている。
最有力候補に挙がるのは、デポルティボの右SBファンフラン。バルサのロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)もすでに視察を済ませており、ウイング出身の攻撃的なSBで、ムラなく安定して力を発揮できる点を高く評価しているという。
マラガのロベルト・ロサレスも候補の1人だが、デポルティボ、マラガともにレンタルでの移籍は望んでおらず、「バルサからの要請を受けるなら完全移籍のみ」との姿勢を崩していない。
移籍金はファンフランが800万ユーロ(約9億6000万円)で、ロサレスが600万ユーロ(約7億2000万円)。昨夏に大型補強を敢行したバルサにとっては決して安価とは言えない額だ。ただ、2人とも市場で人気の高い選手だけに、バルサ首脳陣はここで獲っても夏にすぐ売却すれば、投資分のいくらかは回収できるだろうと踏んでいるようだ。
いずれにしても、右SBのレギュラーを務めるセルジ・ロベルトは疲弊の色が濃く、代わりの選手は絶対不可欠だ。
バルサBでキャプテンを務めるセルジ・パレンシア(20歳)も右SBとしてメキメキと力をつけているが、バルサ首脳陣は最終的にどのような決断を下すのか。最終期限となる3月中旬まで、彼らの動きから目が離せない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
LFP(スペイン・プロリーグ機構)へ補強希望を提出するのは、選手の負傷から20日以内。つまり、今週木曜日(現地時間3月2日)がその期限となる。
特例による移籍の手順はこうだ。
まず期限までにバルサがビダルの登録を抹消し、代役を補強するかどうかをLFPに伝える。その後、LFPの医療委員会によって補強が認可されたら、さらに15日以内の検討期間がバルサに与えられ、新戦力(リーガの選手か無所属のみ)と契約を結ぶ流れになっている。
最有力候補に挙がるのは、デポルティボの右SBファンフラン。バルサのロベルト・フェルナンデスSD(スポーツディレクター)もすでに視察を済ませており、ウイング出身の攻撃的なSBで、ムラなく安定して力を発揮できる点を高く評価しているという。
マラガのロベルト・ロサレスも候補の1人だが、デポルティボ、マラガともにレンタルでの移籍は望んでおらず、「バルサからの要請を受けるなら完全移籍のみ」との姿勢を崩していない。
移籍金はファンフランが800万ユーロ(約9億6000万円)で、ロサレスが600万ユーロ(約7億2000万円)。昨夏に大型補強を敢行したバルサにとっては決して安価とは言えない額だ。ただ、2人とも市場で人気の高い選手だけに、バルサ首脳陣はここで獲っても夏にすぐ売却すれば、投資分のいくらかは回収できるだろうと踏んでいるようだ。
いずれにしても、右SBのレギュラーを務めるセルジ・ロベルトは疲弊の色が濃く、代わりの選手は絶対不可欠だ。
バルサBでキャプテンを務めるセルジ・パレンシア(20歳)も右SBとしてメキメキと力をつけているが、バルサ首脳陣は最終的にどのような決断を下すのか。最終期限となる3月中旬まで、彼らの動きから目が離せない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部