覇権争いをより盛り上げてくれそうなマンチェスター勢。

プチスランプを脱した感もあるイブラヒモビッチ。この頼みの大砲がより一層ギアを上げてくれば、おのずとマンチェスター・Uの順位も上がってくるはずだ。 (C) Getty Images

モウリーニョとグアルディオラの両指揮官の手腕にはより一層の注目が集まる。 (C) Getty Images
2017年、プレミアリーグ王座を懸けた争いを一層盛り上げてくれそうな存在なのがマンチェスター・Uだ。
トップ4圏外の6位で年を越すこととなったが、チームは新監督のジョゼ・モウリーニョによる試行錯誤も一段落した感がある。
先発起用が増えたマイケル・キャリックとヘンリク・ムヒタリアンが中盤の安定性と前線のスピードを加え、さらに主砲のズラタン・イブラヒモビッチも枯渇期を抜けた。ウェイン・ルーニーの有無が騒がれなくなった点も、チームが機能し始めた証拠だ。
そして何より、新たな中核となるべきポール・ポグバが攻撃に主眼を置く役割にハマってきているのは良い兆候だ。
12月は、イブラヒモビッチやムヒタリアンの得点が先行的に話題となったが、ポグバも現地メディアで「極上の四駆」と形容されるほど、馬力も走りも技術もトップクラスということが改めて評価されてきている。
古巣に出戻った夏の移籍で「転機到来」と言われた23歳が、優勝を争うマンチェスター・Uの原動力としてプレミアでのプレーを謳歌すれば、スペインに向いていたワールドクラスの流入の動きが、本格的にイングランドへと変わり始めるかもしれない。
ワールドクラスが集まった監督陣では、マンチェスター・Cの新任であるジョゼップ・グアルディオラが、今シーズンのリーグ優勝への重圧を最も強く感じていることだろう。
世代交代が求められたチームが、開幕前に「優勝候補筆頭」に挙げられたのは、現役世界最高と言われる指揮官の就任があればこそで、開幕から公式戦10連勝を飾った序盤戦ではプレミア無敗優勝の可能性も謡われた。
だが、期待が大きい分、躓けば外野は厳しい。新守護神として獲得したものの、ミスも少なくなかったクラウディオ・ブラーボ、そしてシステムやスタメンの変更に関する不安定さが問題視されるなかで、2017年を迎えている。
「プレミアはリーガやブンデスとは違う」という声も強まるなか、果たしてグアルディオラはリーグ優勝監督となって、再びイングランド・メディアを敬服させることができるだろうか?
トップ4圏外の6位で年を越すこととなったが、チームは新監督のジョゼ・モウリーニョによる試行錯誤も一段落した感がある。
先発起用が増えたマイケル・キャリックとヘンリク・ムヒタリアンが中盤の安定性と前線のスピードを加え、さらに主砲のズラタン・イブラヒモビッチも枯渇期を抜けた。ウェイン・ルーニーの有無が騒がれなくなった点も、チームが機能し始めた証拠だ。
そして何より、新たな中核となるべきポール・ポグバが攻撃に主眼を置く役割にハマってきているのは良い兆候だ。
12月は、イブラヒモビッチやムヒタリアンの得点が先行的に話題となったが、ポグバも現地メディアで「極上の四駆」と形容されるほど、馬力も走りも技術もトップクラスということが改めて評価されてきている。
古巣に出戻った夏の移籍で「転機到来」と言われた23歳が、優勝を争うマンチェスター・Uの原動力としてプレミアでのプレーを謳歌すれば、スペインに向いていたワールドクラスの流入の動きが、本格的にイングランドへと変わり始めるかもしれない。
ワールドクラスが集まった監督陣では、マンチェスター・Cの新任であるジョゼップ・グアルディオラが、今シーズンのリーグ優勝への重圧を最も強く感じていることだろう。
世代交代が求められたチームが、開幕前に「優勝候補筆頭」に挙げられたのは、現役世界最高と言われる指揮官の就任があればこそで、開幕から公式戦10連勝を飾った序盤戦ではプレミア無敗優勝の可能性も謡われた。
だが、期待が大きい分、躓けば外野は厳しい。新守護神として獲得したものの、ミスも少なくなかったクラウディオ・ブラーボ、そしてシステムやスタメンの変更に関する不安定さが問題視されるなかで、2017年を迎えている。
「プレミアはリーガやブンデスとは違う」という声も強まるなか、果たしてグアルディオラはリーグ優勝監督となって、再びイングランド・メディアを敬服させることができるだろうか?