【鹿島】失点シーンについて昌子が苦言。「あのふたりだけの責任ではないけど…」

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェスト)

2016年10月30日

「東京戦でもよく見られていた“景色”だった」。

DFリーダーとして奮闘した昌子。失点の場面について厳しく言及するのも「チームにとってプラスに働いてくれるのではないか」という想いがあるからだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 押し気味に試合を進めながらも、一瞬の隙を突かれ、川崎の森本に決勝点を奪われた。内容では上回っていたのはチャンピオンシップに向けて好材料となるが、それでも失点している以上、早急に課題を洗い出し、修正しなければならない。

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 DFリーダーの昌子は、あえて厳しい口調で問題のシーンを振り返る。
 
「試合が終わってから、(山本)脩斗君とファブリ(シオ)にも言いましたけど、紅白戦からあそこは何度もやられていたし、どっちかというと、ファブリの守備意識の低さは、(前節の)東京戦でもよく見られていた“景色”だった。そこは強く言いました」
 
 ファブリシオと山本が守る左サイド。FC東京戦ではふたりの背後のスペースを河野に突かれてゴールを許した。そして今節の川崎戦では、同じようなシチュエーションで、今度はエウシーニョに抜け出され、シュートを打たれている。これは曽ケ端が辛うじてセーブしたが、こぼれ球を森本に押し込まれた。
 
「改善点のひとつだと思います。あそこの組織は、確かにポルトガル語と日本語で、コミュニケーションが取りづらいとは思うけど、それでもやっていかないと良くはならないと思う。東京戦と同じようなパターン。非常にもったいなかった」
 
 いかに修正すべきかについては、次のように昌子は語る。
 
「守備の意識は、チーム全体として持ってほしいのもある。今日はまだ安定していたほうだったけど、(失点は)その中のひとつで、本当に集中力の問題やと思う。もちろん、あのふたりだけの責任ではないけど、しっかり強く言うことによって、チームにとってプラスに働いてくれるのではないか、と」
 
 言われたほうとしては、耳の痛い話だったかもしれない。それでも昌子が苦言を呈すのは、すべては勝利のためだ。
 
 こうした作業の繰り返しが、チームを強くするはず。チャンピオンシップまで時間はあまり残されていないが、ひとつでも課題を修正し、万全の状態で決戦に臨みたい。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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