ライバル故障で香川にチャンス到来!? 原口との日本人対決が実現か

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年10月13日

「香川にとって未来をかけた戦いになる」

香川(左)と原口(右)の日本人対決は実現するのか。14日のドルトムント対ヘルタ・ベルリン戦は見逃せない一戦に。(C)Getty Images

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 ブンデスリーガ7節の最注目カードは、何と言っても3位ドルトムントと2位ヘルタ・ベルリンの一戦(10月14日)。その見どころのひとつが、香川真司と原口元気の日本人対決だ。
 
 ヘルタ・ベルリンの原口は、ここまで6試合連続でフル出場するなど好調を維持。フル稼働した代表戦の疲れが懸念されるものの、パル・ダルダイ監督の信頼は厚いだけに、コンディションさえ万全ならスターティングメンバーに名を連ねるだろう。
 
 一方、苦境に立たされているのが香川だ。中盤のポジション争いで遅れをとり、ここまで3試合(先発は1試合)の出場に留まっている。『キッカー』誌の採点(1が最高、6が最低)はチーム平均(3.20)を大きく下回る4.50。この数字が香川の現況を物語っている。
 
 しかし、ここにきて失地回復のチャンスが訪れた。ポジション争いのライバルであるゴンサロ・カストロとラファエウ・ゲレイロが、怪我により揃って戦列を離れたのだ。前者は内転筋の負傷で4週間ほど離脱する見込みで、後者は左太ももを痛めてヘルタ・ベルリン戦の欠場が有力視されている。
 
 カストロとゲレイロを欠くとなれば、香川に出番が回ってくる可能性は高い。4-1-4-1のインサイドハーフとして、6試合ぶりの先発出場を果たすか。
 
『ビルト』紙はこのヘルタ・ベルリン戦が「香川にとって未来をかけた戦いになる」と報じる。悩める日本のエースは、自身の力で“未来”を取り戻せるか。注目の一戦は、日本時間の10月14日27時30分にキックオフを迎える。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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