ハリルホジッチ監督は決してワンマンではない。
吉田に言わせれば、ハリルホジッチ監督は決してワンマンではないという。
「(日本代表監督として)1年以上過ごしてきて、日本人にどうアプローチすべきかを理解している。一方的に要求をぶつけるのではなくて、僕らの要求も聞いてくれるので、良くはなっていると思います。ザックさんもアギーレさんもそうでしたけど、アジアの難しい戦いから学んでくれるので、アジャストしてくれているんじゃないかと思います」
当のハリルホジッチ監督は、9月の代表活動を振り返って次のようなことを言っていた。
「私はタクティクスのトレーニングをしなければいけない。いつもよりも時間を取ってしまいました。45分で9つのテーマを掲げたんですね。私にとっては少しやり過ぎかなと思いました。疲労もあって、さらに疲労させてしまった。そこで疑問を抱くわけですね。我々はディテールを突き詰めて用意してきた。そして1回のトレーニングで守備も攻撃も少し伝えていかなければならない。しかし、私は魔法の杖を持っているわけではないので、すぐに変化はできないですね。選手は疲労したと思います」
このコメントからは、もしかしたら試合へのアプローチが間違っていたのではないかというニュアンスが感じ取れるが、実際、ハリルホジッチ監督は前回よりもミーティングの時間を短くするなど修正を図っているようだ。そうした監督のスタンスについて、吉田は「信頼」という言葉を使った。
「選手を信頼して、そういうことをしてくれていると思うので、その信頼に応えるためにも勝つしかない。勝って応えたい」
イラク戦での勝利が、チームの結束をさらに強めるファクターになるのは間違いない。
「(日本代表監督として)1年以上過ごしてきて、日本人にどうアプローチすべきかを理解している。一方的に要求をぶつけるのではなくて、僕らの要求も聞いてくれるので、良くはなっていると思います。ザックさんもアギーレさんもそうでしたけど、アジアの難しい戦いから学んでくれるので、アジャストしてくれているんじゃないかと思います」
当のハリルホジッチ監督は、9月の代表活動を振り返って次のようなことを言っていた。
「私はタクティクスのトレーニングをしなければいけない。いつもよりも時間を取ってしまいました。45分で9つのテーマを掲げたんですね。私にとっては少しやり過ぎかなと思いました。疲労もあって、さらに疲労させてしまった。そこで疑問を抱くわけですね。我々はディテールを突き詰めて用意してきた。そして1回のトレーニングで守備も攻撃も少し伝えていかなければならない。しかし、私は魔法の杖を持っているわけではないので、すぐに変化はできないですね。選手は疲労したと思います」
このコメントからは、もしかしたら試合へのアプローチが間違っていたのではないかというニュアンスが感じ取れるが、実際、ハリルホジッチ監督は前回よりもミーティングの時間を短くするなど修正を図っているようだ。そうした監督のスタンスについて、吉田は「信頼」という言葉を使った。
「選手を信頼して、そういうことをしてくれていると思うので、その信頼に応えるためにも勝つしかない。勝って応えたい」
イラク戦での勝利が、チームの結束をさらに強めるファクターになるのは間違いない。

9月21日発売号のサッカーダイジェストの特集は「日本はワールドカップに辿り着けるのか」。ハリルジャパンの危機説を、「本当に日本は弱くなかったのか?」など“10の論点”から検証します。ルーツ探訪では小林祐希選手が登場。