持ち味のドリブルだけでは、この群雄割拠の代表では生き残っていけない。
10月2日、ロシア・ワールドカップのアジア最終予選、イラク戦とオーストラリア戦に臨む日本代表が、さいたま市内でトレーニングを行なった。
宇佐美貴史と武藤嘉紀の負傷により、追加招集となった齋藤学らこの日集まった12人が、前日のリーグ戦の疲れを癒すかのように、ボール回しなど軽めの調整メニューに汗を流した。
齋藤は前日の甲府戦で2ゴール・2アシストを決めるなど、最近のリーグ戦でハイパフォーマンスを見せている。追加招集とはいえ、今〝キレキレ″のドリブラーにハリルホジッチ監督から声がかかったのは当然と言える。
その切れ味鋭いドリブルが最大の特長の齋藤だが、これまでも5試合・1得点と少なからず代表での戦いを経験しており、「持って仕掛けることは自分の良さ。だけど、仕掛けられる選手はほかにもいるし、もっといろんな良さを持っている人たちがたくさんいる」と、レベルの高さを把握している。
そんな齋藤が「違いを見せていきたい」と語ったのは、最大の特長であるドリブルではなかった。
「取った後の攻撃にいくスピードとかはすごく早いし、(奪われた時も)そこから切り替えて、高い位置で取りに行くとか、そういう切り替えの速さがある」
ハリルジャパンのサッカーをこう分析する齋藤は、続けて、そのサッカーに対しての自信ものぞかせた。
「切り替えとかの部分は自分の良さもあるので、そこでの違いは見せていきたい」
2014年のブラジル・ワールドカップの本大会のメンバーに選ばれるも、出場できず。今年3月の2次予選に追加招集された際も、出場機会はなかった。
そうした憂き目を味わってきた齋藤だからこそ、持ち味のドリブルだけでは、群雄割拠の代表では生き残っていけないと感じている。
宇佐美貴史と武藤嘉紀の負傷により、追加招集となった齋藤学らこの日集まった12人が、前日のリーグ戦の疲れを癒すかのように、ボール回しなど軽めの調整メニューに汗を流した。
齋藤は前日の甲府戦で2ゴール・2アシストを決めるなど、最近のリーグ戦でハイパフォーマンスを見せている。追加招集とはいえ、今〝キレキレ″のドリブラーにハリルホジッチ監督から声がかかったのは当然と言える。
その切れ味鋭いドリブルが最大の特長の齋藤だが、これまでも5試合・1得点と少なからず代表での戦いを経験しており、「持って仕掛けることは自分の良さ。だけど、仕掛けられる選手はほかにもいるし、もっといろんな良さを持っている人たちがたくさんいる」と、レベルの高さを把握している。
そんな齋藤が「違いを見せていきたい」と語ったのは、最大の特長であるドリブルではなかった。
「取った後の攻撃にいくスピードとかはすごく早いし、(奪われた時も)そこから切り替えて、高い位置で取りに行くとか、そういう切り替えの速さがある」
ハリルジャパンのサッカーをこう分析する齋藤は、続けて、そのサッカーに対しての自信ものぞかせた。
「切り替えとかの部分は自分の良さもあるので、そこでの違いは見せていきたい」
2014年のブラジル・ワールドカップの本大会のメンバーに選ばれるも、出場できず。今年3月の2次予選に追加招集された際も、出場機会はなかった。
そうした憂き目を味わってきた齋藤だからこそ、持ち味のドリブルだけでは、群雄割拠の代表では生き残っていけないと感じている。