U-16日本、いよいよ勝負の準々決勝へ。3戦連続圧勝劇の中に見えた一抹の不安を取り除けるか

カテゴリ:日本代表

安藤隆人

2016年09月23日

「完全にこっちが先に足が止まってしまうパターンだった」

3試合連続の大勝を収めた日本だが、先制点の後の戦いぶりに課題を残した。一発勝負の準々決勝では、確実に好機をモノにしたい。(C) J.LEAGUE PHOTOS

画像を見る

 前半は非常にフラストレーションがたまる展開だった。
 
「アジアのチームは1-0や0-0の時は頑張るけど、3点目くらいが入るとやる気がガタンと落ちる。相手が緩んだ瞬間にやれる(畳み掛けられる)のは分かっているので、それまで頑張らせないといけない」と、森山佳郎監督がアジアの戦いについてこう触れたように、これまでの2試合は先制した後の畳み掛けが上手くいったからこそ、相手の戦意が喪失し、大量得点を奪うことが出来た。だが、オーストラリア戦では開始早々の4分に相手のクリアミスを拾ったFW上月壮一郎が先制点を奪ってからが続かなかった。
 
「これまで試合に出ていなかったメンバーを使う」と明言していた森山監督は、この試合で、FW上月、MF谷本駿介、松本凪生、GK青木心と、今大会初出場選手を起用。さらに過去2戦スタメンではなかったMF瀬畠義成、DF菊地健太、桂陸人もスタメン起用した。
 
 だが、幸先良い先制点の後に、13分、15分、18分、19分と立て続けに迎えた決定機を外すと、徐々にオーストラリアが息を吹き返して来た。すでにグループリーグ敗退が決まっているオーストラリアの立ち上がりは、最悪と言って良かった。上月の先制点もオーストラリアDFによる『プレゼントパス』から生まれた。だからこそ、前半で勝負をつける可能性は大きかったが、自らその可能性を狭めてしまった。
 
 22分にはMFナジャーリン(8番)にカットインからシュートを放たれるが、これはGK青木がしっかりと抑える。35分には左FKからファーサイドでFWロバーツ(9番)をフリーにしてしまう。相手のヘッドミスに助けられたが、ひやりとするシーンだった。
 
「中盤がディフェンスラインに吸収されてしまって、前との距離が空いてしまった。ボランチももっと2人で前後になってもいいからボールを引き出して、横パスを出しながら縦に行かないと。全部縦になってしまった。確かにそれはチャンスになるけど、出して失って、全力で戻らないといけないし、逆に相手が横に揺さぶっている。それは完全にこっちが先に足が止まってしまうパターンだった」(森山監督)
 

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    10月16日発売
    今年も決定版が完成!
    2020-21
    EUROPE SOCCER TODAY
    シーズン開幕号
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 12月10日号
    11月26日発売
    J移籍マーケット大展望
    この冬の注目銘柄は?
    J1&J2全40クラブの
    「リフォーム戦略」は?
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    11月5日発売
    2020-2021シーズン
    プレミアリーグ
    BIG6 完全格付け
    リアル戦闘力を導き出す
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.30
    1月17日発売
    完全保存版!
    第98回高校選手権
    決戦速報号
    静岡学園が24年ぶりV
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ