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【J3ラスト10節展望】“リオ未経由”ロシア行を狙う大分の松本昌也が誓った、終盤戦での大逆転劇とは

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年09月09日

世代別代表で中盤を司ってきた大分の10番。「最近は自分たちの力を出し切れていると感じる試合が多い。優勝は諦めていない」。

「僕は大分出身。J3に落としてしまった責任を感じている」と語る松本昌也。10番をつけるチームの顔だ。 (C)SOCCER DIGEST

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  昨シーズンを終えたあと、大分トリニータの松本昌也のもとにも、いくつかのJ1、J2のチームから獲得の打診が届いた。それでも2016年、背番号10はJ3に降格した大分で戦うという選択をした。
 
 松本はその決断に込めた想いを語る。
 
 「僕は大分出身。プロになってからはここで成長させてもらってきた。なにより自分の責任でトリニータを降格させてしまった責任を感じていた。いろんな気持ちがあったけれども、まず絶対に大分を1年でJ2に昇格させたい。それしか考えられなかった」
 
 JFAアカデミー福島の2期生にあたり、13年に大分に加入。同年にJ1の舞台でデビューを果たし、さっそく9試合に出場した。しかし1年でJ2に降格し、今季はJ3に……。J1にいた時代から、わずか3年でJ3まで転落してしまった。
 
 松本はJ2での2年間はレギュラーとしてプレーしてきた。今季はチームのもうひとりの顔だった為田大貴が福岡に移籍したため、チームの中心選手としての自覚も強まった。
 
 それでもやはりと言うべきか、J3には、J3ならではの難しさと魅力を感じていた。
 
「難しいです。そう簡単にはいくものではないです。攻撃的なチームが多い。ただ、このチームは自分たちのサッカーを出していけば、必ず上へ行けるだけの力を持っていますから」
 
 20節を終えた時点で、大分は3位につける。自動昇格圏にいる首位の栃木とは勝点7差で、プレーオフ圏の鹿児島とは同1差。最近5試合は首位の栃木との直接対決に敗れたものの、3勝1分1敗とまずまずの成績を収める。
 
「最近は自分たちの力を出し切れていると感じる試合が多いです。優勝は諦めていません。狙っていきます。チームの結果を残せるように仕事をしていくこと、加えて、自分自身の結果にもこだわっていきたいです」
 
 そう語る松本が今季こだわってきたのが「バランス」だ。
 
「しっかりと攻撃のみならず、守備もしてリズムを生み出せるように心がけています。ゴールやアシストといった数字に見える結果を出していくことが大事になってきますね」
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