ロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のUAE戦（９／１）とタイ戦（９／６）に挑む日本代表が８月30日、トレーニング３日目を迎えた。
 
　この日に帰国した清武弘嗣は、フルでこなした合流初日のトレーニングを振り返り、「すごく良い練習ができたと思います」と感触を口にする。

　今夏、移籍したセビージャでは開幕から先発で出場を続けており、「良い流れをそのまま（代表に）持っていきたい」と意気込みを語る。
 
　UAE戦でピッチに立つかどうかは、まだ分からない。ただ、「今日、合流したばかりなので、出られるなら、早くコンディションを戻して、良い状態で試合に臨みたい」と出場への意欲を見せた。
 
　最終予選という厳しいステージを目の前にして、気合い十分といったところか。
 
「負けるのは好きじゃないし、今回は絶対に負けちゃいけない試合。ホームで初戦。正直、引き分けもいらない。自信を持って、良い試合ができればいい」
 
　UAE戦の重要性は誰もが理解しているはず。ただ、清武に余計な気負いはない。「プレッシャーですか？　あんまりないですよ。すごく楽しみ」と柔らかい表情を見せる。
 
　スペインでさらなる成長曲線を描こうとしているプレーメーカーはどんな活躍を見せるのか。周囲の大きな期待に応えるパフォーマンスで、日本を勝利に導いてほしい。
 
取材・文：広島由寛（サッカーダイジェスト編集部）