香川はよく動いたが、欲しい位置やタイミングで受けられず。

よく動いた香川だが、良いかたちでボールを受けられたのは数えるほど。周囲との連係などに課題を残した。 (C) REUTERS/AFLO

警告:マ=ブロジンスキ(13分)、セルダル(44分)、オニシウォ(88分) (C) SOCCER DIGEST
8月27日(現地時間)、ブンデスリーガの第1節でドルトムントは2-1でマインツを下した。
フィールドプレーヤーに関しては22日に行なわれたDFBカップ1回戦(対アイントラハト・トリアー)と同じメンバーをピッチに送り込んだドルトムント。香川はこれまで同様、トップ下に就いた。一方、怪我人続出のマインツでは、武藤がベンチスタートとなった。
試合は序盤、マインツが高い位置から相手にプレッシャーをかけ、ドルトムント陣内でプレーする時間が長くなる。対するホームチームは、細かいパスを封じられ、デンベレのスピードを活かすなどして、マインツ・ゴールに迫ろうとした。
17分、香川のパスを受けたデンベレが右サイドからクロスを上げ、これを逆サイドのシュールレが頭で落とし、中央でオーバメヤンがシュートを放つも、GKレッスルの攻守に阻まれる。
この試合初の組織的プレーは得点に結び付かなかったが、その直後の左CK、ショートコーナーで香川とパス交換をしたシュールレがライナー性の鋭いクロスを入れると、逆サイドから走り込んだオーバメヤンがゴール左隅に突き刺して先制ゴールを奪った。
一方、それまで意外性に欠ける攻撃を繰り返してきたマインツだったが、26分にフレイ、27分にクレメンス、そして29分にオニシウォが惜しいシュートを放つ。この時間帯は、相手のボールをカットしてからのショートカウンターも効果的だった。
しかし、ここではドルトムントGKのビュルキが再三攻守を見せて得点を許さず、ホームチームは1点リードのまま前半を終えた。
後半に入って3分、ドルトムントはシュールレが中央に切れ込んで巻いたシュートを放ち、その直後にマインツはDFラインの裏に抜け出したクレメンスが決定的な場面を迎えたが、両チームともに得点には至らない。
以降、ドルトムントは攻勢を強め、マインツがラインを下げたこともあって、ボールを保持する時間が長くなったが、デンベレ、シュールレが頻繁にポジションを入れ替えたり、シュメルツァー、パスラックの両サイドが積極的に上がったりするも、相手の守備は崩せずに時間は過ぎていく。
香川はよく動き、守備にも積極的に絡んだが、攻撃面ではなかなか自分の欲しい位置やタイミングでボールを受けられない。DFラインの裏に抜けようとする動きに対しては、CBバルトラが反応して再三パスを送るも繋がらず、相手の嫌がるような決定的なプレーは少なかった。
しかし89分、自陣からボールを持ち込んだ香川が交代出場のSBピシュチェクにパスしたプレーから、ボールを受けたシュールレが右サイドから仕掛け、ペナルティーエリア内で腕を掴まれて倒されてPKをゲットする。
この決定機を決めたのはオーバメヤン。GKの逆を突き、2点目を挙げた。前日にハットトリックを決めたバイエルンのレバンドフスキを追うのは、やはり今シーズンも彼になりそうだ。
これでドルトムントは安全圏に入り、アディショナルタイムを迎えたが、マインツは右サイドでドナーティがシュメルツァーからボールをカットし、縦パスを通す。これを受けたデ・ブラシスがクロスを上げると、ゴール前で待ち受けていたのは武藤だった。
81分に交代出場していた彼は、それまでほとんどプレーに絡めていなかったが、初めて訪れたチャンスを力強いヘッドで活かし、今シーズンの初シュートで初ゴールを決めた。
試合は間もなくして終了。ドルトムントは粘るマインツを振り切って、白星発進に成功した。2週間後の第2節では、ドルトムントは昇格組のRBライプツィヒと対戦し、マインツはホッフェンハイムをホームに迎えることとなる。
フィールドプレーヤーに関しては22日に行なわれたDFBカップ1回戦(対アイントラハト・トリアー)と同じメンバーをピッチに送り込んだドルトムント。香川はこれまで同様、トップ下に就いた。一方、怪我人続出のマインツでは、武藤がベンチスタートとなった。
試合は序盤、マインツが高い位置から相手にプレッシャーをかけ、ドルトムント陣内でプレーする時間が長くなる。対するホームチームは、細かいパスを封じられ、デンベレのスピードを活かすなどして、マインツ・ゴールに迫ろうとした。
17分、香川のパスを受けたデンベレが右サイドからクロスを上げ、これを逆サイドのシュールレが頭で落とし、中央でオーバメヤンがシュートを放つも、GKレッスルの攻守に阻まれる。
この試合初の組織的プレーは得点に結び付かなかったが、その直後の左CK、ショートコーナーで香川とパス交換をしたシュールレがライナー性の鋭いクロスを入れると、逆サイドから走り込んだオーバメヤンがゴール左隅に突き刺して先制ゴールを奪った。
一方、それまで意外性に欠ける攻撃を繰り返してきたマインツだったが、26分にフレイ、27分にクレメンス、そして29分にオニシウォが惜しいシュートを放つ。この時間帯は、相手のボールをカットしてからのショートカウンターも効果的だった。
しかし、ここではドルトムントGKのビュルキが再三攻守を見せて得点を許さず、ホームチームは1点リードのまま前半を終えた。
後半に入って3分、ドルトムントはシュールレが中央に切れ込んで巻いたシュートを放ち、その直後にマインツはDFラインの裏に抜け出したクレメンスが決定的な場面を迎えたが、両チームともに得点には至らない。
以降、ドルトムントは攻勢を強め、マインツがラインを下げたこともあって、ボールを保持する時間が長くなったが、デンベレ、シュールレが頻繁にポジションを入れ替えたり、シュメルツァー、パスラックの両サイドが積極的に上がったりするも、相手の守備は崩せずに時間は過ぎていく。
香川はよく動き、守備にも積極的に絡んだが、攻撃面ではなかなか自分の欲しい位置やタイミングでボールを受けられない。DFラインの裏に抜けようとする動きに対しては、CBバルトラが反応して再三パスを送るも繋がらず、相手の嫌がるような決定的なプレーは少なかった。
しかし89分、自陣からボールを持ち込んだ香川が交代出場のSBピシュチェクにパスしたプレーから、ボールを受けたシュールレが右サイドから仕掛け、ペナルティーエリア内で腕を掴まれて倒されてPKをゲットする。
この決定機を決めたのはオーバメヤン。GKの逆を突き、2点目を挙げた。前日にハットトリックを決めたバイエルンのレバンドフスキを追うのは、やはり今シーズンも彼になりそうだ。
これでドルトムントは安全圏に入り、アディショナルタイムを迎えたが、マインツは右サイドでドナーティがシュメルツァーからボールをカットし、縦パスを通す。これを受けたデ・ブラシスがクロスを上げると、ゴール前で待ち受けていたのは武藤だった。
81分に交代出場していた彼は、それまでほとんどプレーに絡めていなかったが、初めて訪れたチャンスを力強いヘッドで活かし、今シーズンの初シュートで初ゴールを決めた。
試合は間もなくして終了。ドルトムントは粘るマインツを振り切って、白星発進に成功した。2週間後の第2節では、ドルトムントは昇格組のRBライプツィヒと対戦し、マインツはホッフェンハイムをホームに迎えることとなる。