監督はジーコ、キャプテンは宮本恒靖――。往年の日本代表ファンにはたまらない、懐かしい光景が広がった。
ジーコ氏が主宰するチャリティーマッチ「Zico All-Star Game For Peace HIROSHIMA 80 Years」が7月27日にエディオンピースウイング広島で開催され、中田英寿氏が監督を務めるワールドレジェンズと、ジーコ氏が率いるジャパンレジェンズが30分ハーフで対戦。前者が中田浩二氏に先制点を許すも、クアレスマ氏の2発とアルシンド氏の得点により、3-1で勝利した。
現在は日本サッカー協会の会長を務める宮本氏は、ジャパンレジェンズの一員として、曽ヶ端準氏、坪井慶介氏、中澤佑二氏、内田篤人氏、中田浩二氏、福西崇史氏、小野伸二氏、本山雅志氏、久保竜彦氏、高原直泰氏と共に先発。堂々のフル出場を果たした。
一方のワールドレジェンズは、ジュリオ・セザール氏、セードルフ氏、ドゥンガ氏、ロナウジーニョ氏、クアレスマ氏、アルシンド氏らがスタメンでプレーしたなか、宮本氏は報道陣から「ロナウジーニョ氏とガチで戦う場面もあった」と振られると、スーパースターの印象をこう伝えた。
「もうちょっとガチなこともできるんですけど、チャリティーマッチなので『どれぐらいなのかな』ってやりながらでした。でも、彼もやっぱりスイッチが入った瞬間、かなり質が高いものがありました」
「お前はカピトンや。プレジデントじゃない」宮本恒靖がジーコ監督の下で主将復帰!印象的だったのは…「ツボが怒られてました。『明日7時からシュート練習や!』って」
カテゴリ:日本代表
2025年07月28日
ロナウジーニョの印象は?
宮本氏の左腕には黄色の腕章が巻かれていた。話を訊けば、“師匠”から託されたという。
「ジーコに『それやれ!』みたいに言われたので、やっぱそれは嬉しかったです。『今日、お前はカピトン(ポルトガル語でキャプテン)や。プレジデント(会長)じゃない。今日に限ってはカピトン』みたいな言い方をしていました」
印象的だったのは、飲水タイム時の一幕だ。ジーコ氏が現役さながらに、熱の入った指示を飛ばしていた。
「気合入ってましたよ。勝ちたかったみたいで。ツボが怒られてました。『明日7時からシュートトレーニングや!』って」
DFの坪井氏は果敢に前線に駆け上がり、ビッグチャンスを迎えたが、モノにできず。思わずピッチに突っ伏した。
愛弟子への愛の鞭もあり。日本で1日限りの監督復帰をしたジーコ氏も大いに楽しんだようだ。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
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「ジーコに『それやれ!』みたいに言われたので、やっぱそれは嬉しかったです。『今日、お前はカピトン(ポルトガル語でキャプテン)や。プレジデント(会長)じゃない。今日に限ってはカピトン』みたいな言い方をしていました」
印象的だったのは、飲水タイム時の一幕だ。ジーコ氏が現役さながらに、熱の入った指示を飛ばしていた。
「気合入ってましたよ。勝ちたかったみたいで。ツボが怒られてました。『明日7時からシュートトレーニングや!』って」
DFの坪井氏は果敢に前線に駆け上がり、ビッグチャンスを迎えたが、モノにできず。思わずピッチに突っ伏した。
愛弟子への愛の鞭もあり。日本で1日限りの監督復帰をしたジーコ氏も大いに楽しんだようだ。
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