ある選手との連絡も
風間宏矢はシンガポールへの移籍に向けて、ある人物とも連絡を取っていた。
ジェフサポーターからすれば懐かしの選手だろう。仲村京雅。
ジェフのアカデミー出身で13年のU-17ワールドカップを経験し、15年にはトップ昇格。その後はYS横浜や琉球を経て、活躍の場をシンガポールへ移し、24年にはシンガポール国籍も取得した29歳のMFである。その仲村は風間が加入するタンピネス・ローバーズに20年から昨季まで所属していたのだ。
「京雅くんとは面識はなかったのですが、ジェフの試合は今もずっとチェックしているということで、自分が連絡をさせてもらった時には『自分も一緒にやりたかったです』と残念がってくれました。そして彼は5、6年タンピネスに所属したはずですが、『タンピネスは本当に良い、最高のチームですよ。風間さんがあのチームでプレーする姿、楽しみです』と話してくれました。
またもうひとり、CBの日本人選手(山下柊哉)が所属していて、その子も『すごい良いチームなんで一緒に頑張りましょう』と言ってくれました。ふたりがこれだけ口を揃えるということは、改めてタンピネスは良いチームなんだろうなと実感しましたね(※6月27日には栃木シティからFW東川続のレンタルでの加入も決定)」
ジェフサポーターからすれば懐かしの選手だろう。仲村京雅。
ジェフのアカデミー出身で13年のU-17ワールドカップを経験し、15年にはトップ昇格。その後はYS横浜や琉球を経て、活躍の場をシンガポールへ移し、24年にはシンガポール国籍も取得した29歳のMFである。その仲村は風間が加入するタンピネス・ローバーズに20年から昨季まで所属していたのだ。
「京雅くんとは面識はなかったのですが、ジェフの試合は今もずっとチェックしているということで、自分が連絡をさせてもらった時には『自分も一緒にやりたかったです』と残念がってくれました。そして彼は5、6年タンピネスに所属したはずですが、『タンピネスは本当に良い、最高のチームですよ。風間さんがあのチームでプレーする姿、楽しみです』と話してくれました。
またもうひとり、CBの日本人選手(山下柊哉)が所属していて、その子も『すごい良いチームなんで一緒に頑張りましょう』と言ってくれました。ふたりがこれだけ口を揃えるということは、改めてタンピネスは良いチームなんだろうなと実感しましたね(※6月27日には栃木シティからFW東川続のレンタルでの加入も決定)」
シンガポールリーグは、アルビレックス新潟・シンガポールが参戦していることでも知られ、日本よりひと足先に2024年シーズンから“秋春制”に移行。そのなか、タンピネス・ローバーズは昨季リーグ2位で、カップ戦も準優勝。風間が加入する新シーズンはACL2にも出場する。ACLは風間にとって32歳で初の舞台。不思議な巡り合わせとも言えるだろう。
リーグ戦で打倒に掲げるのは、昨季の王者であるライオン・シティ・セーラーズだ。ACL2の準々決勝で広島を破り、準優勝したチームとして記憶している人もいるだろう(出場停止処分の未消化により出場資格を有さないにもかかわらずヴァレール・ジェルマンを広島が起用したことで第1戦が没収試合[広島の0-3の敗戦]になった)。さらに横浜からアンデルソン・ロペスの加入も決定した。
「タンピネスは来シーズンから日本人のオーナーの方になり、監督を含めてスタッフ陣は一新します。その点はどうなるか分からないですが、いずれにしても楽しみです。始動は7月1日で、キャンプは日本と少し違って、ある程度、日数を過ごしてから行なうということ。うちのチームは(タイ・)バンコクでキャンプをしますが、代表組の合流も遅れていますし、まずはシンガポールでトレーニングを続けてから、バンコクに向かうという形のようです」
リーグ戦で打倒に掲げるのは、昨季の王者であるライオン・シティ・セーラーズだ。ACL2の準々決勝で広島を破り、準優勝したチームとして記憶している人もいるだろう(出場停止処分の未消化により出場資格を有さないにもかかわらずヴァレール・ジェルマンを広島が起用したことで第1戦が没収試合[広島の0-3の敗戦]になった)。さらに横浜からアンデルソン・ロペスの加入も決定した。
「タンピネスは来シーズンから日本人のオーナーの方になり、監督を含めてスタッフ陣は一新します。その点はどうなるか分からないですが、いずれにしても楽しみです。始動は7月1日で、キャンプは日本と少し違って、ある程度、日数を過ごしてから行なうということ。うちのチームは(タイ・)バンコクでキャンプをしますが、代表組の合流も遅れていますし、まずはシンガポールでトレーニングを続けてから、バンコクに向かうという形のようです」