広島――本職不在のストッパーには清水のコンバート起用が濃厚。
J1リーグ・2ndステージ5節
サンフレッチェ広島 – ヴィッセル神戸
7月23日(土)/19:00/エディオンスタジアム広島
サンフレッチェ広島
2ndステージ成績(4節終了時):10位 勝点5 1勝2分1敗 10得点・9失点
年間成績(21試合終了時):4位 勝点34 9勝7分5敗 42得点・27失点
【最新チーム事情】
●故障から復活した青山は途中出場が濃厚。
●新加入のA・ロペスと野上もメンバー入りか。
●浅野と塩谷離脱の穴を、チームとしてどう埋めるかが課題。
●ストッパーにはWBの清水を起用か。
【担当記者の視点】
昨季のリーグ最少失点チームを支えた強力なストッパー陣(塩谷、水本、佐々木)が全員、チームを離脱してしまった。ストッパーの専門職で練習を続けているのはJ1未経験の大谷だけ。彼の成長は足立強化部長も認めているが、神戸の2トップ(レアンドロ、P・ジュニオール)の圧倒的な存在を考えれば、この非常事態を経験のない選手に任せるのは厳しい。
森保監督は、様々な選択肢のなかで清水をストッパーに起用することを決断しそうだ。彼はかつて、2014年のナビスコカップ準決勝・柏戦でストッパーでプレーしたことがある。当時柏に在籍していたレアンドロとマッチアップし、戦い抜き、チームを決勝に導いた。スピードやバネは抜群で、戦術的な理解も十分に高い。ストッパーとして戦えるはずだ。
キャプテン青山のメンバー入りが濃厚で、指揮官は彼を中盤に入れて森崎和をストッパーに配置する形も試している。ただ、負傷が筋肉系だったことを考えれば、いきなりの先発は難しい。ここは清水の身体能力と対人の強さに懸けるほうが無難だろう。
3試合で9失点という広島にとっては考えられない事態を打破するためにも、清水や宮原といったストッパー経験に乏しい選手たちをサポートするためにも、まずはチーム全体の守備意識を喚起し、6試合・17得点と爆発的な結果を残している攻撃力を勝利につなげたい。
サンフレッチェ広島 – ヴィッセル神戸
7月23日(土)/19:00/エディオンスタジアム広島
サンフレッチェ広島
2ndステージ成績(4節終了時):10位 勝点5 1勝2分1敗 10得点・9失点
年間成績(21試合終了時):4位 勝点34 9勝7分5敗 42得点・27失点
【最新チーム事情】
●故障から復活した青山は途中出場が濃厚。
●新加入のA・ロペスと野上もメンバー入りか。
●浅野と塩谷離脱の穴を、チームとしてどう埋めるかが課題。
●ストッパーにはWBの清水を起用か。
【担当記者の視点】
昨季のリーグ最少失点チームを支えた強力なストッパー陣(塩谷、水本、佐々木)が全員、チームを離脱してしまった。ストッパーの専門職で練習を続けているのはJ1未経験の大谷だけ。彼の成長は足立強化部長も認めているが、神戸の2トップ(レアンドロ、P・ジュニオール)の圧倒的な存在を考えれば、この非常事態を経験のない選手に任せるのは厳しい。
森保監督は、様々な選択肢のなかで清水をストッパーに起用することを決断しそうだ。彼はかつて、2014年のナビスコカップ準決勝・柏戦でストッパーでプレーしたことがある。当時柏に在籍していたレアンドロとマッチアップし、戦い抜き、チームを決勝に導いた。スピードやバネは抜群で、戦術的な理解も十分に高い。ストッパーとして戦えるはずだ。
キャプテン青山のメンバー入りが濃厚で、指揮官は彼を中盤に入れて森崎和をストッパーに配置する形も試している。ただ、負傷が筋肉系だったことを考えれば、いきなりの先発は難しい。ここは清水の身体能力と対人の強さに懸けるほうが無難だろう。
3試合で9失点という広島にとっては考えられない事態を打破するためにも、清水や宮原といったストッパー経験に乏しい選手たちをサポートするためにも、まずはチーム全体の守備意識を喚起し、6試合・17得点と爆発的な結果を残している攻撃力を勝利につなげたい。