高卒でのプロ入りを目ざす
181センチのサイズとDFとは思えない攻撃のセンスが目を惹く。ポリバレント性も魅力で、右SBに加えてCBと左SBにも対応可能。高校2年生だった昨季から名門・大津でレギュラーを務めてきたDF村上慶(3年)は、高校ラストイヤーを迎え、さらなる進化を遂げてひとつ上のステージを目ざせるプレーヤーとなった。
アビスパ福岡のU-15出身で、U-18に昇格する選択肢もあったが、地元を離れて熊本にやってきた村上。1年次から頭角を現し、U-18高円宮杯プレミアリーグWESTでは13試合に出場した。
2年生となった昨季はCBのレギュラーとなり、190センチの大型DF五嶋夏生(現・筑波大)とコンビを組んでプレミアリーグWEST制覇に貢献。その後の同ファイナル(EASTとWEST王者の優勝決定戦)も制し、チーム初となる日本一を経験した。
強度の高い守備とスピードを活かした対人プレーの強さに加え、正確なキックで攻撃の出発点を担ってきたなかで、今シーズンは新たなポジションにチャレンジ。CBに185センチの松野秀亮(3年)、190センチの今井獅温(3年)が台頭したこともあり、右SBに戦いの場を移したのだ。
最終ラインであればどこでもこなす自信はあり、与えられた場所でさらなる成長を目ざすつもりだった。ただ、自身の攻撃力を最大限に活かすとなれば、SBは適役。CBで1年間戦ったことで危機察知能力にも磨きがかかり、攻守で違いを作れる力を携えて新たな挑戦をスタートさせた。
今季開幕後は右SBで全試合フル出場し、奪ったゴールは3つ。6月29日のプレミアリーグWEST第11節・広島ユース戦は1−2で敗れたものの、オフェンスでもディフェンスでも存在感を放った。
何度もサイドをアップダウンするだけではなく、ビルドアップにも上手く関わりながらプレー。守備でも相手の個人技に手を焼く場面はあったものの、身体をうまく入れて最後のところで仕事をさせなかった。
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2年生となった昨季はCBのレギュラーとなり、190センチの大型DF五嶋夏生(現・筑波大)とコンビを組んでプレミアリーグWEST制覇に貢献。その後の同ファイナル(EASTとWEST王者の優勝決定戦)も制し、チーム初となる日本一を経験した。
強度の高い守備とスピードを活かした対人プレーの強さに加え、正確なキックで攻撃の出発点を担ってきたなかで、今シーズンは新たなポジションにチャレンジ。CBに185センチの松野秀亮(3年)、190センチの今井獅温(3年)が台頭したこともあり、右SBに戦いの場を移したのだ。
最終ラインであればどこでもこなす自信はあり、与えられた場所でさらなる成長を目ざすつもりだった。ただ、自身の攻撃力を最大限に活かすとなれば、SBは適役。CBで1年間戦ったことで危機察知能力にも磨きがかかり、攻守で違いを作れる力を携えて新たな挑戦をスタートさせた。
今季開幕後は右SBで全試合フル出場し、奪ったゴールは3つ。6月29日のプレミアリーグWEST第11節・広島ユース戦は1−2で敗れたものの、オフェンスでもディフェンスでも存在感を放った。
何度もサイドをアップダウンするだけではなく、ビルドアップにも上手く関わりながらプレー。守備でも相手の個人技に手を焼く場面はあったものの、身体をうまく入れて最後のところで仕事をさせなかった。
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終盤は右サイドから左サイドにポジションを移し、立て続けに左足で高精度のクロスをDFとGKの間に供給。「山城朋大監督から、右足でクロスを上げる際にしっかり正面にボールを止めるように言われていて、左足で蹴る際もそれをイメージした。自分的にはいい感じでファーストタッチができたと思う」と手応えを明かし、両足を遜色なく扱える強みも示した。
今年1月から2月にかけては、J1とJ2の複数クラブでキャンプに参加。大きな刺激を受けた村上は、プロの世界で戦うための準備を進めており、「スピード感が違った。日常からそのスピードを意識してプレーすることを心がけている」と言う。
そのなかで村上は、2週間前に卒業後の進路をプロ1本に絞ることを決断。その理由をこう話す。
「1番の目標は海外で活躍すること。大学経由だと22歳でプロ入りをすることになるし、大学3年生で行っても21歳。そうなると自分的には遅いと感じたので、高卒でプロ入りして活躍したい。20歳、21歳で海外に行く環境を作るためにも、高卒でのプロ入りを目ざそうと思いました」
プロではSBで勝負したいと考えており、そのためにもさらなる努力とアピールが求められる。高校生活も残りわずか、与えられた時間は少ない。
夏のインターハイは自身の可能性を広げるチャンスの場となるが、大津で地道に積み重ねてきた成長株は自らの足で道を切り開けるか。チームのためにも自分のためにも、最後の夏は負けられない。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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「1番の目標は海外で活躍すること。大学経由だと22歳でプロ入りをすることになるし、大学3年生で行っても21歳。そうなると自分的には遅いと感じたので、高卒でプロ入りして活躍したい。20歳、21歳で海外に行く環境を作るためにも、高卒でのプロ入りを目ざそうと思いました」
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