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高まりつつあるUEFAネーションズリーグの価値。優勝したC・ロナウドもタイトルに執念「足が折れてもプレーをする」【現地発コラム】

カテゴリ:連載・コラム

中野吉之伴

2025年06月16日

欧州各地の親善試合で閑古鳥が鳴く

ポルトガルの優勝で幕を閉じたネーションズリーグ。(C)Getty Images

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 2018年にUEFAがネーションズリーグを新設した理由は、形骸化しつつあった親善試合への対策だった。テスト機会として親善試合が果たす役割は確かにあるのだが、特に欧州トップネーションではクラブレベルでの試合数が増加し、親善試合への代表選手派遣を渋るクラブが増える一方になった。

 主力選手を強行招集してもモチベーションが上がらず、省エネの試合となり、クラブへ配慮して若手中心にそろえても来るべき本番へ向けた機会とはなりづらい。そうしたなかどれだけビックネーム同士の試合であっても、親善試合では観客動員数が激減となってしまった。

 ドルトムントでドイツ対アルゼンチンという好カードでも4万人弱しか集まらず、7万5000人強収容のスタジアムで半分近くが空席だったこともあった。

 ドイツだけではなく、欧州各地の親善試合で閑古鳥が鳴くケースが目立っていたため、ネーションズリーグという新大会を導入することで試合の価値を高め、また客足を戻したいというUEFAの意図はわかる。

 とはいえ、創設当初はネーションズリーグの価値そのものがそこまで浸透しておらず、この大会に勝つことがどんな価値と意味があるかを掴みかねているファンも少なくはなかった。おそらく選手にしてもそうだったことだろう。

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 そんなネーションズリーグも回を重ねるごとに様々な物語を生み、少しずつ盛り上がりを生み出している。今回、優勝したのはポルトガル。その中心にはクリスティアーノ・ロナウドがいた。

 準決勝のドイツ戦ではアップ時にロナウドがシュート練習でゴールを決めるたびにファンからの歓声が飛び、試合後にはドイツ代表MFアレクサンダー・パブロビッチがロナウドと一緒に写真を撮り、「僕のアイドル相手にプレーできるなんて特別なことだった。決して忘れることはできない」と添えて自身のインスタグラムにアップしていたのが注目を集めた。

 そのロナウドは決勝戦前のアップで足に痛みを感じていたものの、プレーしたことを試合後に告白している。

「代表のためなら足を骨折してでもプレーをする。それほど価値あるタイトルだから」
 
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