「ポジションはどこでもいい」
2026年北中米ワールドカップへの本格的なサバイバルの一歩となる6月シリーズがスタートした。今回はアジア最終予選のラスト2試合、5日にパースでオーストラリアと、10日に吹田でインドネシアと対戦する。
相手はどちらもW杯出場権の獲得を狙っているため、非常に本気度が高いため、日本としても息を抜けない戦いとなるだろう。
2チームを比べると、オーストラリアの方が実力的に上と見られるため、森保一監督もそこに遠藤航(リバプール)や鎌田大地(クリスタル・パレス)といった主力級を多く投入するはずだ。
となると、初招集の7人が出番を得られる可能性は低くなるが、「ポジションはどこでもいい」と鼻息を荒くしている選手がいる。18歳の最年少・佐藤龍之介(岡山)だ。
ご存じの通り、2006年生まれの彼は2028年ロサンゼルス五輪世代のエース。16歳だった23年にFC東京のトップに昇格したものの、思うように出番を得られず、今季にJ1初参戦のファジアーノ岡山へレンタル移籍した。
本職はトップ下やシャドーだが、木山隆之監督からは主に右ウイングバックで起用され、6月1日の湘南ベルマーレ戦の先制弾に象徴される通り、強烈なインパクトを残している。
「18歳の段階で勝負するポジションを決める必要はないですね。僕はウイングバックの右でも左でもいいくらいなので」と本人はどんな起用法でも臨機応変に対応し、貪欲に出番を掴みに行く構えだ。
パース入り当日の2日はホテルで静養した模様だが、仮に2試合のいずれかでピッチに立てれば、最年少出場ランキング4位にいきなり名を連ねることになる。
彼より上位にいるのは、17歳322日の市川大祐、18歳5日の久保建英(レアル・ソシエダ)、18歳186日の小野伸二という歴代W杯出場者。佐藤がその系譜を歩めるかどうかは非常に興味深いところだ。
相手はどちらもW杯出場権の獲得を狙っているため、非常に本気度が高いため、日本としても息を抜けない戦いとなるだろう。
2チームを比べると、オーストラリアの方が実力的に上と見られるため、森保一監督もそこに遠藤航(リバプール)や鎌田大地(クリスタル・パレス)といった主力級を多く投入するはずだ。
となると、初招集の7人が出番を得られる可能性は低くなるが、「ポジションはどこでもいい」と鼻息を荒くしている選手がいる。18歳の最年少・佐藤龍之介(岡山)だ。
ご存じの通り、2006年生まれの彼は2028年ロサンゼルス五輪世代のエース。16歳だった23年にFC東京のトップに昇格したものの、思うように出番を得られず、今季にJ1初参戦のファジアーノ岡山へレンタル移籍した。
本職はトップ下やシャドーだが、木山隆之監督からは主に右ウイングバックで起用され、6月1日の湘南ベルマーレ戦の先制弾に象徴される通り、強烈なインパクトを残している。
「18歳の段階で勝負するポジションを決める必要はないですね。僕はウイングバックの右でも左でもいいくらいなので」と本人はどんな起用法でも臨機応変に対応し、貪欲に出番を掴みに行く構えだ。
パース入り当日の2日はホテルで静養した模様だが、仮に2試合のいずれかでピッチに立てれば、最年少出場ランキング4位にいきなり名を連ねることになる。
彼より上位にいるのは、17歳322日の市川大祐、18歳5日の久保建英(レアル・ソシエダ)、18歳186日の小野伸二という歴代W杯出場者。佐藤がその系譜を歩めるかどうかは非常に興味深いところだ。
ただ、10代で初キャップを踏んだ早熟の選手が代表に定着し、主力になるのは、そう簡単なことではない。実際、市川や小野ほか、山田直輝(岐阜)や宮市亮(横浜)、冨安健洋(アーセナル)は揃って体調不良や負傷で苦しんだこともある。
元10番の香川真司(C大阪)にしても、2008年の代表入り当初は岡田武史監督から信頼を勝ち取れず、2010年南アフリカW杯ではメンバー落選。久保にしても、真の中心選手になるまでに5~6年を要した。10代で代表での成功というのは、やはりハードルの高い道のりなのは間違いない。
才能ある若手が怪我に見舞われる要因として思い当たるのは、いきなり強度の高い環境に身を投じ、クラブと代表を掛け持ちすることで、リスクが上がるという点だろう。
佐藤の場合も、Jリーグでコンスタントに出場するようになったのは今年から。2024年まではJの試合にはほぼ出ておらず、その分、年代別代表で鬱憤を晴らす形になっていた。
つまり、本格的な両立はここから。怪我をすることなく、クラブで絶対的主軸として活躍し、さらに代表でも年齢に関係なくインパクトを残さなければ、輝かしい未来は開けてこない。
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
元10番の香川真司(C大阪)にしても、2008年の代表入り当初は岡田武史監督から信頼を勝ち取れず、2010年南アフリカW杯ではメンバー落選。久保にしても、真の中心選手になるまでに5~6年を要した。10代で代表での成功というのは、やはりハードルの高い道のりなのは間違いない。
才能ある若手が怪我に見舞われる要因として思い当たるのは、いきなり強度の高い環境に身を投じ、クラブと代表を掛け持ちすることで、リスクが上がるという点だろう。
佐藤の場合も、Jリーグでコンスタントに出場するようになったのは今年から。2024年まではJの試合にはほぼ出ておらず、その分、年代別代表で鬱憤を晴らす形になっていた。
つまり、本格的な両立はここから。怪我をすることなく、クラブで絶対的主軸として活躍し、さらに代表でも年齢に関係なくインパクトを残さなければ、輝かしい未来は開けてこない。
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