「レッドブルグループになって、いろいろな人がくる」RB大宮の原博実社長が明かす山本佳津SD退任の経緯。当面は川田尚弘TDが兼務も「穴が開かないようにできる」
カテゴリ:Jリーグ
2025年06月03日
「カツには感謝している」
RB大宮アルディージャが2年ぶりのJ2で絶好調だ。開幕から4連勝するなど“さあ、始めようか。快進撃を。”というスローガン通りの襲い掛かりっぷりで、J1自動昇格圏の2位につけて話題をさらっている。新チーム名となった元年でのそういった華々しい活躍のかたわら、5月13日に出されたリリースはリーグやサポーターをざわつかせた。
クラブは、山本佳津前スポーツダイレクター(SD)との契約を双方合意に基づき解除し、退任を発表。シーズン途中で好成績を残しているさなか、強化の中心人物の離脱に驚きの声が上がった。また、山本前SDは昨季、チームを立て直してJ3優勝とJ2昇格に導いた功労者の一人でもある。
山本前SDは1月9日の新体制発表で、今季の選手編成についてこう話していた。
「(昨季同様に)厳しさや力強さ、あとは競争力。これを持つ集団を継続していくべく技術の特徴、そして勝負強さを持つ選手をレッドブルのスカウトさんと一緒にリストアップしながらできた」
クラブは、山本佳津前スポーツダイレクター(SD)との契約を双方合意に基づき解除し、退任を発表。シーズン途中で好成績を残しているさなか、強化の中心人物の離脱に驚きの声が上がった。また、山本前SDは昨季、チームを立て直してJ3優勝とJ2昇格に導いた功労者の一人でもある。
山本前SDは1月9日の新体制発表で、今季の選手編成についてこう話していた。
「(昨季同様に)厳しさや力強さ、あとは競争力。これを持つ集団を継続していくべく技術の特徴、そして勝負強さを持つ選手をレッドブルのスカウトさんと一緒にリストアップしながらできた」
手応えを口にした約4か月後、リリースによると「チームの将来的なスポーツ戦略についての見解の相違により」という理由で退任。山本前SDは「今までにないようなクラブを目ざしていきたい。皆さんと一緒にぜひ快進撃を始めましょう」と呼びかけ、張り切っていただけに志半ばだったと推察される。
とはいえ、Jリーグで初めて100%外資の新オーナー、レッドブルになって遅かれ早かれ強化体制に変化があることは予想の範疇。確固たるスポーツ戦略を持つと改めて周知され、レッドブルの本気度もより伝わってきた。だからこその異例の決断であろうし、原博実社長は「カツには感謝している」と今回の経緯などを語る。
「レッドブルグループになって、進め方も当然、向こうといろいろやり取りしたり、向こうからもいろいろな人がくる。そういうのもあるので、やはりどうしても日本で、Jリーグだけでやってきた人の進め方と、そのへんでちょっといろいろ話し合いをしたうえで、ああいう風になった。
彼はJ3に落ちて、一番大変な時に来てもらって、いろいろやってもらったところは当然あるし、でも、彼の将来も考えながら、ああいう発表の仕方とタイミングも探っていたので。あれがたぶん一番お互いにとっていいんだろうなってなりましたかね」
【画像】エキサイティングな試合に心躍らすRB大宮アルディージャサポーター
とはいえ、Jリーグで初めて100%外資の新オーナー、レッドブルになって遅かれ早かれ強化体制に変化があることは予想の範疇。確固たるスポーツ戦略を持つと改めて周知され、レッドブルの本気度もより伝わってきた。だからこその異例の決断であろうし、原博実社長は「カツには感謝している」と今回の経緯などを語る。
「レッドブルグループになって、進め方も当然、向こうといろいろやり取りしたり、向こうからもいろいろな人がくる。そういうのもあるので、やはりどうしても日本で、Jリーグだけでやってきた人の進め方と、そのへんでちょっといろいろ話し合いをしたうえで、ああいう風になった。
彼はJ3に落ちて、一番大変な時に来てもらって、いろいろやってもらったところは当然あるし、でも、彼の将来も考えながら、ああいう発表の仕方とタイミングも探っていたので。あれがたぶん一番お互いにとっていいんだろうなってなりましたかね」
【画像】エキサイティングな試合に心躍らすRB大宮アルディージャサポーター