サッカー文化を日本に定着させるうえで…
「ん、何事だ!?」
試合をしていた選手たちがサーッとピッチからベンチのほうに引き上げてくる。時計の針は「37分」で、まだ前半が終わったわけではないのになぜ?
2025年5月31日、J2リーグ第18節、NACK5スタジアム大宮でのRB大宮アルディージャとジュビロ磐田の一戦で、そんな心境になる局面があった。しばらくすると、電光掲示板に「落雷発生 係員の指示にしたがってすみやかに避難してください」と記され、「屋根のあるところに避難してください」との場内アナウンスもあった。ここでようやく事態を完璧に把握できた。
ゴロゴロと不気味な音が鳴り響き、時折ピカっと空が光るなか、ファン・サポーターは屋根のある場所に移動する。風の影響で雨が吹き込んでくる記者席付近にもファン・サポーターが集まる状況のなかで思い出したのが森保一監督の言葉だ。
「日本に屋根がしっかりと付いているスタジアムがたくさんできるといいと考えています」
2025年5月10日のFC東京対ヴィッセル神戸戦の後、日本代表の指揮官は環境面に言及した。その内容を一部省略した形で伝えると、次のようになる。
「サポーターファーストになればいいなと。なかには『一緒に戦うから濡れてもいい』と覚悟しているサポーターもいるはずですが、天候に観客動員が左右されなければいいと思います。
この間も柏で試合を見ていた時に、雨はちょっとパラパラ降ったりやんだりしていたんです。試合中に雨が強くなったら、サポーターの皆さんが帰りだしたんです。こんな光景はないほうがいいなと。
サポーターの皆さんが雨で濡れるとか、濡れないとか、天候に左右されないスタジアムができると、もっとサッカーで街が盛り上がるとか、サッカーで街が潤う環境を安定して作っていけると思いました」
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試合をしていた選手たちがサーッとピッチからベンチのほうに引き上げてくる。時計の針は「37分」で、まだ前半が終わったわけではないのになぜ?
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ゴロゴロと不気味な音が鳴り響き、時折ピカっと空が光るなか、ファン・サポーターは屋根のある場所に移動する。風の影響で雨が吹き込んでくる記者席付近にもファン・サポーターが集まる状況のなかで思い出したのが森保一監督の言葉だ。
「日本に屋根がしっかりと付いているスタジアムがたくさんできるといいと考えています」
2025年5月10日のFC東京対ヴィッセル神戸戦の後、日本代表の指揮官は環境面に言及した。その内容を一部省略した形で伝えると、次のようになる。
「サポーターファーストになればいいなと。なかには『一緒に戦うから濡れてもいい』と覚悟しているサポーターもいるはずですが、天候に観客動員が左右されなければいいと思います。
この間も柏で試合を見ていた時に、雨はちょっとパラパラ降ったりやんだりしていたんです。試合中に雨が強くなったら、サポーターの皆さんが帰りだしたんです。こんな光景はないほうがいいなと。
サポーターの皆さんが雨で濡れるとか、濡れないとか、天候に左右されないスタジアムができると、もっとサッカーで街が盛り上がるとか、サッカーで街が潤う環境を安定して作っていけると思いました」
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大宮対磐田戦後、大宮の杉本健勇に「試合中断の影響はありましたか」と訊くと、「ファン・サポーターが大丈夫かなと。心配でした」と答えた。屋根付きスタジアムであれば、そんな心配も無用だろう。今回はクラブの迅速な対応で落雷による事故はなかったが、天候に左右される不安は付きまとうか。
別に、NACKスタジアム大宮の設備面を批判しているわけではない。このスタジアムの近辺で生まれ育った著者にとって、NACKスタジアム大宮は“聖地”であり、子どもの頃から学生時代までの思い出がたくさん詰まった場所であり、ここに来るたびに幸せになれるスポットでもあるのだから。
そう断ったうえで何が言いたいかと言えば、サッカー文化を日本に定着させるうえで屋根付きスタジアムのほうが良いということだ。森保監督は次のような話をしている。
「屋根があって、ヨーロッパみたいにせり出していると、音がさらに響くんです。サポーターもパッションが上がるし、選手たちのパッションも上がる。試合全体のパッションももっと上がって、より非日常の空間ができる」
将来に向けて、屋根付きスタジアムが全国各地に増えていくことを祈りたい。
ちなみに、中断から約40分後に再開された試合は2−2の引き分けに終わっている。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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別に、NACKスタジアム大宮の設備面を批判しているわけではない。このスタジアムの近辺で生まれ育った著者にとって、NACKスタジアム大宮は“聖地”であり、子どもの頃から学生時代までの思い出がたくさん詰まった場所であり、ここに来るたびに幸せになれるスポットでもあるのだから。
そう断ったうえで何が言いたいかと言えば、サッカー文化を日本に定着させるうえで屋根付きスタジアムのほうが良いということだ。森保監督は次のような話をしている。
「屋根があって、ヨーロッパみたいにせり出していると、音がさらに響くんです。サポーターもパッションが上がるし、選手たちのパッションも上がる。試合全体のパッションももっと上がって、より非日常の空間ができる」
将来に向けて、屋根付きスタジアムが全国各地に増えていくことを祈りたい。
ちなみに、中断から約40分後に再開された試合は2−2の引き分けに終わっている。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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