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「この街でサッカーできて幸せやな」10年ぶり帰還、奥川雅也29歳の熱い京都愛「サンガの応援がすごく好き。満員になったらどうなるんかな」【直撃インタビュー】

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年05月31日

チーム内で大阪万博1番乗り

10年の時を経て、再び紫のユニホームを身にまとう奥川。サンガへの愛は不変だ。写真:滝川敏之

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 今年1月、奥川雅也が京都サンガF.C.に戻ってきた。30歳を前にして10年ぶりの復帰である。

 奥川はプロ1年目の2015年にサンガから、レッドブル・ザルツブルクに活躍の場を移して以降、オーストリアとドイツを転戦。リーフェリング、マッテルスブルク、ホルシュタイン・キール、ビーレフェルト、アウグスブルク、ハンブルクと計7つの海外クラブを渡り歩いた。

 発見、歓喜、挫折、怪我――。様々な経験を経て、プロキャリアの原点で再出発する29歳は、異国で何を感じ、そして今何を思うのか。インタビューで胸の内に迫った(第6回/全6回)。

【#1】「自分自身が1番びっくりしました」奥川雅也も驚いた京都復帰。なぜ海外挑戦に区切り?この10年で何が変わった?

【#2】「あの衝撃は日本ではそうそう経験できない」奥川雅也が語る“既に怪物だった”ハーランド。ブンデスで8Gを挙げながら…2年連続降格も回想

【#3】奥川雅也にじっくり訊く。最も衝撃を受けた選手は?“古都のネイマール”の愛称どう思う?ブンデス2戦目のDFがとんでもなかった「こんな選手いるんや!」

【#4】「めっちゃ喜んで『やっと代表入れんねや』と思ったら…」奥川雅也、幻の初招集。あの時何が起こったのか「日本代表はサッカー選手である限り諦めない」

――◆――◆――

 奥川はガンガン攻めるアタッカーである一方で、オフは当初、決してアクティブではなかったという。ただ、そのスタイルは結婚を経て変わっていった。

「独りだった時は、家でゲームをしたり、日本の映像を見て寂しさを紛らわせていました。たまに選手と出掛けたり。基本はインドアでした。結婚してからは、嫁さんが散歩やドライブ好きで、僕もドライブは結構好きなので、日本にいる時はドライブしたり、買い物に行くようになりました。外に出ることが多くなったので、アクティブになってきたかなと思いますね。

 あとはスポーツ系の映画を結構見ます。そういうのでモチベーションを高めたりしていますね。刑務所に収監された囚人たちでアメフトのチームを作る物語の『ロンゲスト・ヤード』とか。最初は無理なことでも徐々にチームワークを大切にしていって、最後は試合に勝つという、そういう感動系でモチベーションが結構上がるので、試合前に見たりしています」
 
 サンガへ10年ぶりの復帰は、京都での10年ぶりの生活を意味する。10代の時と比べ、アクティブになった今は、積極的に街に繰り出し、世界に誇る古都を満喫している。

「10年前は寮に住んでいたし、車はあったけど運転が怖くて乗っていなかったので、街に出ることはあまりなかったです。なので、帰ってきて今初めて、京都を満喫しています。やっぱり、すごく良いところだなと思いますね。自然がありますし、買い物をするなら結構栄えている場所もあるので。そういうところにサンガのフラックや看板があると、『この街でサッカーできて幸せやな』って結構感じますね」

 京都にほど近い大阪では、万博が開催中。奥川一家は「たまたま行く機会があって」訪れたようだ。サンガの選手で1番乗りだ。

「正直どんなところか全く知らず、パビリオンの予約も全くしていなかったので、『入れないです』と言われてしまいました。予約なしで入れるところも2時間待ちだったりして、入れへんかなと思っていた時に、『そういえばドイツ料理とかあるな』と。ドイツ語を喋りにドイツレストランに行って、ドイツ料理を食べ、最近コーヒーにハマっているので、本場のコロンビアのコーヒーを飲みました。チームメイトで万博に行った人はまだ聞いたことがないですね」
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