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「何かを変えたかった」マリノス宮市亮は、前半での負傷交代を悔やむ「怪我をしてしまうのは自分の弱さ」

カテゴリ:Jリーグ

金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

2025年05月22日

24分に右太ももを痛める

神戸戦に先発した宮市。攻撃面で存在感を放った。写真:滝川敏之

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[J1第13節]横浜FM 1-2 神戸/5月21日/日産スタジアム

 無念の負傷交代だった。

 横浜F・マリノスの宮市亮は、ヴィッセル神戸をホームに迎えた一戦に、左サイドハーフで先発。しかし24分、左サイドからクロスを上げた際に右太ももを痛めてしまったのだ。その後、担架に乗せられてピッチを後にし、28分に井上健太と交代した。

 10戦未勝利で6連敗中の横浜FMは、「結果以外いらなかった」(喜田拓也)。どんな形であれ、勝点3を奪う。神戸戦では、ここまで結果が出ていなかったポゼッション型のスタイルではなく、ロングボールで相手の最終ラインの背後を狙うサッカーに切り替えた。ゴールキックもすべて前に蹴り、セカンドボールを先に拾って縦に早い攻撃を展開した。
【動画】喜田拓也の強烈ミドル弾!
 そのなかで宮市は、持ち前のスピードでサイドを突破し、クロスを供給してチャンスを作り出していた。19分にチームが失点した後も果敢に仕掛けるなど、存在感を放っていた。それだけに、足を引きずりながらミックスゾーンに現われた背番号23は「肉離れですね。情けないです」と悔しさを滲ませた。

「自分が出るからにはそこが求められていますし、何かを変えたかった。勝点3を取りたかったですけど、怪我をしてしまうところは、自分の弱さ」

 横浜FMは43分に、喜田の強烈ミドルで同点に追いついたが、51分に再びリードを許し、1-2で敗れた。宮市は治療のため、後半の様子を見ていないと話していたが、自身が出ていた時間までの戦い方には、手応えを口にする。

「ピッチの中で、選手たちのベクトルが同じ方向に向いていると感じましたし、失点しても、まだいけるだろっていうのはありました。今日は怪我するまでの時間でしたけど、この戦い方をベースにやっていくべきじゃないかなと思いました」

 横浜FMが今後もロングボール主体のサッカーで戦っていくのであれば、宮市のスピードは欠かせないはず。最後に「しっかりリハビリをして戻ってきたい」と前を向いた32歳の、早期復帰を願うばかりだ。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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