【J1展望】G大阪×仙台|ホーム勝率「33%」。連勝で宇佐美ロスの完全払拭なるか?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年07月08日

G大阪――宇佐美の代わりに大森を起用し、守備のバランスが向上した感も。

故障者/G大阪=なし 仙台¬¬=蜂須賀、野沢、金園、金久保、杉浦、水野、椎橋
出場停止/G大阪=なし 仙台=なし

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J1リーグ2ndステージ・2節
ガンバ大阪×ベガルタ仙台
7月9日(土)/18:30/市立吹田サッカースタジアム
 
ガンバ大阪
2ndステージ成績(1節終了時):5位 勝点3 1勝0分0敗 3得点・1失点
年間成績(18試合終了時):6位 勝点27 8勝3分7敗 25得点・21失点
 
【最新チーム事情】
●対仙台戦はリーグ2連勝中。長谷川監督はハモン・ロペスを警戒する。
●CBの岩下が怪我から復帰し、ベンチ入りする可能性も。
●桐光学園3年のDFタビナス・ジェファーソンが、7月5日から3日間、練習に参加。
●遠藤はJ1通算100ゴールまで、あと1ゴール。
 
【担当記者の視点】
 宇佐美と二川の移籍後に迎える初ホーム戦に、選手たちは気合いを漲らせる。ホームとアウェーの戦績を比較すると、ホームは3勝2分4敗(9試合/勝率=33パーセント)、アウェーは5勝1分3敗(9試合/勝率=55パーセント)。本拠地では負け越しており、宇佐美らの移籍も相まって、今まで以上に「負けられない」という想いが感じられる。
 
 チーム状況は決して悪くない。前節のアウェー・鹿島戦では、宇佐美の抜けたポジションを大森が埋めると、同点弾を叩き込んで最終的に勝利を掴み取った。守備のバランスはむしろ良くなった印象すらあり、攻守全体の組織力は依然として高い水準だ。
 
 先発は第1ステージ王者の鹿島を撃破した前節を同様。サイドのアップダウンで守備のバランスを取りつつ、アデミウソンと遠藤を中心に攻撃に打って出る。攻撃に厚みをもたらす存在として期待されるのが倉田だ。
 
 プロ入り当初はボランチを主戦場とし、その後は2列目で研鑽を積んでおり、技術は申し分ない。運動量も豊富なだけに、バランス感覚を養い、攻撃にアクセントをつけられるようになると、チームの攻撃力は一層増すだろう。
 
 そして、待たれるのがアデミウソンのゴールだ。攻撃の起点としてある程度機能しているが、5月21日の13節・広島戦以来、ネットを揺らす快音は聞かれない。助っ人が輝きを増せば、夏の快進撃が始まりそうだ。
 
 
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