「まさか、いきなりアシストできるとは」
[J1第1節]東京V 0-1 清水/2月16日/国立競技場
「今年からサイドバックに挑戦しているけど、それを感じさせないプレーだった」
主将の北川航也も賛辞を送る22歳が国立のピッチで放った存在感は、昨季の70番に引けを取らないものだった。
2月16日、清水はJ1の開幕節で東京Vと対戦。1-0で勝利した。
3年ぶりにJ1に挑む清水で、開幕前に注目されたのが右SBの人選だ。昨季に同ポジションを務め、J2制覇を果たしたチームを支えた原輝綺は、名古屋へ完全移籍。前70番の穴を埋めるのは誰なのかと関心が集まるなか、開幕戦で先発を託されたのが新70番の高木践だった。
昨季の高木の主戦場はCBだったが、今季の始動からはSBで準備を進めてきた。新たに挑戦するポジションでの出場でも、「試合の直前まで緊張していたけど、僕自身、初のJ1で、どれだけ攻撃参加できるのか楽しみだった」と大きな不安はなかった。
【動画】高木践の絶妙クロスに北川航也が合わせる!
「今年からサイドバックに挑戦しているけど、それを感じさせないプレーだった」
主将の北川航也も賛辞を送る22歳が国立のピッチで放った存在感は、昨季の70番に引けを取らないものだった。
2月16日、清水はJ1の開幕節で東京Vと対戦。1-0で勝利した。
3年ぶりにJ1に挑む清水で、開幕前に注目されたのが右SBの人選だ。昨季に同ポジションを務め、J2制覇を果たしたチームを支えた原輝綺は、名古屋へ完全移籍。前70番の穴を埋めるのは誰なのかと関心が集まるなか、開幕戦で先発を託されたのが新70番の高木践だった。
昨季の高木の主戦場はCBだったが、今季の始動からはSBで準備を進めてきた。新たに挑戦するポジションでの出場でも、「試合の直前まで緊張していたけど、僕自身、初のJ1で、どれだけ攻撃参加できるのか楽しみだった」と大きな不安はなかった。
【動画】高木践の絶妙クロスに北川航也が合わせる!
実際、高木は攻撃面で結果を残す。0-0で迎えた40分、右サイドでCB蓮川壮大からのロングフィードに抜け出し、ワンタッチで中央の北川へクロス。これをキャプテンが落ち着いて沈め、高木はプロ初アシストをマークした。
また、守備でも落ち着いた対応を披露。本職CBの安定感は伊達ではなく、対峙する相手アタッカーをことごとく封じ込め、際立った仕事をさせなかった。
チームの開幕戦勝利に貢献した高木は、自身の出来を次のように振り返る。
「攻撃面に関しては、まさか、いきなりアシストできるとは思っていませんでした。周囲から色々なアドバイスをいただくなかで、まずは守備を強く意識していました。攻撃は1~2回チャンスが来れば、という感じだったので、そのチャンスを活かせて良かったです。
サイドバックはテル君(原)が抜けた穴が大きいですし、自分にプレッシャーを与える意味でもテル君の番号を受け継がせてもらった。この番号に見合ったプレーができていたかは分かりませんが、経験を重ねて成長していけば、テル君に追いつき、いつか追い越すような存在になれると自分を信じています。今後も気持ちを見せていければ」
国立の舞台で改めて決意を固めた高木は、成長を続けられるか。開幕戦でのパフォーマンスを継続・発展できれば、清水の右SBには今年も70番が定着することになるはずだ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
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また、守備でも落ち着いた対応を披露。本職CBの安定感は伊達ではなく、対峙する相手アタッカーをことごとく封じ込め、際立った仕事をさせなかった。
チームの開幕戦勝利に貢献した高木は、自身の出来を次のように振り返る。
「攻撃面に関しては、まさか、いきなりアシストできるとは思っていませんでした。周囲から色々なアドバイスをいただくなかで、まずは守備を強く意識していました。攻撃は1~2回チャンスが来れば、という感じだったので、そのチャンスを活かせて良かったです。
サイドバックはテル君(原)が抜けた穴が大きいですし、自分にプレッシャーを与える意味でもテル君の番号を受け継がせてもらった。この番号に見合ったプレーができていたかは分かりませんが、経験を重ねて成長していけば、テル君に追いつき、いつか追い越すような存在になれると自分を信じています。今後も気持ちを見せていければ」
国立の舞台で改めて決意を固めた高木は、成長を続けられるか。開幕戦でのパフォーマンスを継続・発展できれば、清水の右SBには今年も70番が定着することになるはずだ。
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