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4強ならずも...大会を彩った注目タレントでベスト11選出! 2年生FWは4G2Aで会場を沸かし、清水内定MFは実力を存分に発揮【選手権】

カテゴリ:日本代表

森田将義

2025年01月10日

親子鷹で注目を集めた東北学院の守護神

森田氏が選出した“4強外”ベストイレブン。

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 大きな注目を集める全国高校サッカー選手権大会は、選手にとって格好のアピールの場。大舞台でも堂々とプレーできたことで、これまでやってきたプレーに自信が持てるようになり、飛躍を遂げる選手がたくさんいる。4強に進んだチーム以外にも次のステージでの活躍に期待できる選手は多く、ベスト11形式で挙げていきたい。

 GKで真っ先に挙げたいのは、37年ぶりの出場で3回戦進出を果たした東北学院高の守護神、GK橋本脩礼(3年)。父・俊一監督との親子鷹で注目を集めたが、「こうやって無失点で抑えた時は脩礼として取り上げてほしい。宮城では僕よりもお父さんの方が橋本で通っているので、脩礼を推していきたい」と同じポジションだった父を超える活躍を誓い、2回戦では好セーブを連発。東北屈指の守護神としての力を示す大会となった。

 明秀日立高のDF菅野一葵(3年)は今大会の発見と言える選手だ。181センチの身長は大型化が進むCBとしては標準だが、2回戦では「部長としての責任感が集約されたゴールだと思う」と萬場努監督が称えるCKからのヘディング弾を記録。攻撃性能も高く、前向きでのボール奪取から繰り出す持ち運びや、左右両足でのフィードも光った。

 川崎フロンターレ内定の静岡学園高DF野田裕人(3年)も質の高さを披露。この1年は怪我に苦しんだが、12月からは途中出場でコンディションを上げると、3回戦と準々決勝はフル出場。「チームメイトには感謝しきれない。チームメイトがここに連れてきてくれたのにもかかわらず、自分は正直何もできなかった」と悔やんだが、高い技術力を活かした相手を剥がす動きや持ち運びで攻撃のタクトを振るった。
 
 闘志あふれるプレーを繰り返した矢板中央高のDF佐藤快風(3年)、185センチの高さを武器に競り合いと大舞台にも動じないメンタルを披露した札幌大谷高のDF大石蓮斗(2年)も今後に期待したいタレントだ。

 中盤でインパクトを残したのは、大津高MF嶋本悠大(3年)。山城朋大監督は「スペースが空いていたり、相手が来てくれると違いが作れるのですが、ずっと捕まっていると本人の良さが出せずに終わってしまう試合もあった」と選手権予選時に話していたが、今大会は警戒網を苦にすることなく、3試合で1得点・3アシスト。清水エスパルス内定の実力を余すことなく、発揮できた。

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