現代表の戦力値は歴代何位? ドイツ代表のベストチーム7選

カテゴリ:国際大会

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年06月13日

中盤は多士済々が揃うも、ラームとクローゼが去ったDFとFWは…

現代表の強みは中盤。シュバインシュタイガー(右)らタレントが揃う。(C)Getty Images

画像を見る

 EURO2016の初戦でウクライナを2-0で下し、順調なスタートを切ったドイツ代表。4度目の欧州制覇を目指す現代表の戦力は、過去のチームと比べて勝っているのか。60年以降のメジャートーナメントに参戦した歴代のチームと比較してみた。

――◆――◆――

歴代7位
1996年EURO
(戦績:優勝)
主要メンバー
GK:ケプケ
DF:バッベル、ザマー、ヘルマー、コーラー
MF:アイルツ、ロイター、ツィーゲ、ヘスラー、メラー、ショル
FW:クリンスマン、クンツ、ビアホフ、ボビッチ

 戴冠の立役者は大会最優選手に輝いたザマー。初戦のチェコ戦で“鋼のストッパー”ことコーラーが負傷離脱した守備陣を支えただけでなく、大胆なオーバーラップを駆使して攻撃でも多大な貢献を果たした。決勝で同点弾と決勝点を奪ったビアホフの強烈なインパクトも印象深い。ちなみに主将クリンスマンとの仲違いから、マテウスは代表を招集を固辞していた。

歴代6位
☆2016年EURO

主要メンバー
GK:ノイアー
DF:ボアテング、フンメルス、ヘクター、ムスタフィ、ヘーベデス、ジャン
MF:シュバインシュタイガー、ケディラ、クロース、T・ミュラー、エジル、ドラクスラー
FW:ゲッツェ、ゴメス

 多士済々が揃う中盤が最大のストロングポイント。2年前にワールドカップ優勝を成し遂げたシュバインシュタイガー、エジル、ケディラが健在で、T・ミュラーやクロースはさらに凄みを増した。怪我で大会直前に離脱したロイスの不在が致命傷にならないほどの選手層を誇っている。代表を引退したクローゼの穴はゲッツェのゼロトップ導入で何とか埋まったとはいえ、ラームが去った右SBはいまだ後継者が不在のままだ。

歴代5位
1980年EURO
(戦績:優勝)

主要メンバー
GK:シューマッハー
DF:カルツ、シュティーリケ、K・フェルスター、ディーツ
MF:シュスター、ブリーゲル、H・ミュラー、マテウス、マガト
FW:K・ルムメニゲ、ルベシュ、K・アロフス

 のちに80年代を代表するゲームメーカーへと上り詰めるシュスターが異彩を放ったチーム。元十種競技の選手だったブリーゲルや空中戦で無類の強さを発揮したルベシュ、潰し屋のK・フェルスターに代表される“アスリート型”の選手が多かったぶん、そのエレガントなプレーがひときわ輝いた。ドイツ史上最高のクロッサーと名高いカルツの活躍も、国民の記憶に深く刻まれている。
 
【関連記事】
【EURO2016】絶対王者スペインがいよいよ登場! DFリーダーのS・ラモスは団結を強調
【EURO2016展望】スペイン×チェコ|スペイン版“MSN”が猛威を振るうか⁉
ルーニーがEURO終了後に三度目の植毛?
【EURO2016展望】ベルギー×イタリア|豪華アタッカー陣か、ユーベの守備ユニットか
【UEFA EURO 2016】全51試合を連日生中継! WOWOW放送スケジュールはこちら!!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ