【浦和×FCソウル│スタメン予想】CFはズラタン? 興梠? 柏木対高萩の司令塔対決、アドリアーノ&ダミヤノヴィッチの強力2トップをいかに抑えるかがポイント
カテゴリ:Jリーグ
2016年05月17日
両チームとも国内リーグ戦から中3日。FCソウルはアウェーで激しい首位攻防戦を制す。コンディション面では、浦和が優位だ。
浦和が5月18日、埼玉スタジアムでアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメント第1戦ファーストレグ、Kリーグ首位のFCソウルと対戦する。キックオフは午後7時30分。
8年ぶりにベスト16に進出した浦和は、Jリーグの新潟戦から中3日で迎える。ただ、今週末のJリーグはなく、次戦は25日のアウェーでのソウル戦。選手の疲労を考慮したうえで、ベストメンバーで臨める。
スタメンの注目はCF。果たして興梠か、ズラタンか。ACLでズラタンが先発起用されてきたのには、ふたつの大きな理由がある。ひとつはもちろん前線での破壊力や戦術にフィットしてきたこと。もうひとつが、セットプレーの守備時に、パワーのある助っ人勢のマーカー役として対応できること。
決してターンオーバーではなく、純粋にその力が必要だったからだ。実際ホームでのシドニー(○2-0)、広州恒大戦(○1-0)の勝利は、ズラタンが効いていたからこそ挙げられた。
もちろんリーグ戦ではチーム最多6ゴールを奪っている興梠も、この試合に懸ける想いは相当に強い。先日の新潟戦ではPKを外してしまい、スコアレスドローに終わった責任を痛感。悔しさを晴らすゴールを挙げようと燃えている。
今回対戦するFCソウルにも助っ人勢が揃っていることを考えれば、ズラタンが先発する可能性のほうが高いか。ただ、「KLM」(興梠、李、武藤)のユニットとしての連動性を考えれば、興梠が先発するのも必然のようだが……。はたまた、ふたり同時起用もあり得る。
一方、守備面のポイントは明白だ。グループステージですでに9ゴールを決めている絶好調のアドリアーノ、さらに3得点を奪うデヤン・ダミヤノヴィッチの2トップをいかに抑えるか。
そのふたりをコントロールし、自らもゴールを狙うのが2列目の高萩洋次郎だ。広島で彼とともに プレーした選手も多く、柏木に続く“ミシャの申し子”でもある。また、高萩にとっては、グループステージのソウル開催の一戦で広島に勝利を挙げた(スコアは4-1)のに続き、今回は日本開催の試合でアピールすることにより、A代表復帰をも狙っているはず。モチベーションは相当に高い。
【浦和 0-0 新潟 PHOTO】 興梠が痛恨のPK失敗…。勝点1に止まった浦和が2位に後退
FCソウルは14日にKリーグの城南との首位攻防戦をアウェーで行ない、3-2(前半1-2)の逆転勝利を収めている。上記の3人を含めベストメンバーで臨んでいて、そこからの日本への移動などを考えると、コンディション面では浦和のほうが優位と言える。なお、アドリアーノは1得点・1アシストの活躍、一方、精彩を欠いたダミヤノヴィッチはハーフタイムにベンチに退いている。
8年ぶりにベスト16に進出した浦和は、Jリーグの新潟戦から中3日で迎える。ただ、今週末のJリーグはなく、次戦は25日のアウェーでのソウル戦。選手の疲労を考慮したうえで、ベストメンバーで臨める。
スタメンの注目はCF。果たして興梠か、ズラタンか。ACLでズラタンが先発起用されてきたのには、ふたつの大きな理由がある。ひとつはもちろん前線での破壊力や戦術にフィットしてきたこと。もうひとつが、セットプレーの守備時に、パワーのある助っ人勢のマーカー役として対応できること。
決してターンオーバーではなく、純粋にその力が必要だったからだ。実際ホームでのシドニー(○2-0)、広州恒大戦(○1-0)の勝利は、ズラタンが効いていたからこそ挙げられた。
もちろんリーグ戦ではチーム最多6ゴールを奪っている興梠も、この試合に懸ける想いは相当に強い。先日の新潟戦ではPKを外してしまい、スコアレスドローに終わった責任を痛感。悔しさを晴らすゴールを挙げようと燃えている。
今回対戦するFCソウルにも助っ人勢が揃っていることを考えれば、ズラタンが先発する可能性のほうが高いか。ただ、「KLM」(興梠、李、武藤)のユニットとしての連動性を考えれば、興梠が先発するのも必然のようだが……。はたまた、ふたり同時起用もあり得る。
一方、守備面のポイントは明白だ。グループステージですでに9ゴールを決めている絶好調のアドリアーノ、さらに3得点を奪うデヤン・ダミヤノヴィッチの2トップをいかに抑えるか。
そのふたりをコントロールし、自らもゴールを狙うのが2列目の高萩洋次郎だ。広島で彼とともに プレーした選手も多く、柏木に続く“ミシャの申し子”でもある。また、高萩にとっては、グループステージのソウル開催の一戦で広島に勝利を挙げた(スコアは4-1)のに続き、今回は日本開催の試合でアピールすることにより、A代表復帰をも狙っているはず。モチベーションは相当に高い。
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FCソウルは14日にKリーグの城南との首位攻防戦をアウェーで行ない、3-2(前半1-2)の逆転勝利を収めている。上記の3人を含めベストメンバーで臨んでいて、そこからの日本への移動などを考えると、コンディション面では浦和のほうが優位と言える。なお、アドリアーノは1得点・1アシストの活躍、一方、精彩を欠いたダミヤノヴィッチはハーフタイムにベンチに退いている。