【チーム採点・寸評】
FC東京　5.5
鳥栖の堅守を破れず、スコアレスドロー。眠気を誘う展開は攻撃陣の体たらくに原因があったとも。フラストレーションが溜まる一戦だった。
 
鳥栖　６
守備をベースに粘り強く勝点１を拾った。決定機と呼べるチャンスはなかったが、アウェーでのスコアレスドローは及第点の結果だ。

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【FC東京｜採点・寸評】
GK
47　秋元陽太　６
決定的なピンチはなく、遠距離からのシュートはキャッチ。キックが少し不安定だった点を除けば、無難なパフォーマンスだった。
 
DF
２　徳永悠平　5.5
鳥栖のプレスを警戒してか、慎重過ぎるプレーが目に付く。攻撃の局面でパスミスが少なくなく、43分には股抜きされる屈辱も味わう。
 
３　森重真人　6.5
フィジカルを利したディフェンスで健在ぶりをアピール。対峙した豊田をあまりフリーにせず、守備面だけならほぼ完璧だっただろう。
 
５　丸山祐市　6.5
肉弾戦で強さを発揮し、文字どおり壁となった。黙々とボールを跳ね返す地道な作業が勝利に結びつかなかった点には同情したい。
 
25　小川諒也　5.5
GKに読まれた39分のクロスは素直すぎた。見せ場はFKから鳥栖ゴールを強襲した48分の場面ぐらいで、パスの精度に課題を残した。
 
MF
４　高橋秀人　６
アンカーとして最終ラインをサポートし、前半の44分には目の覚めるようなミドル。バーに弾かれたものの、評価に値する一撃だった。
 
７　米本拓司　5.5
88分に水沼のシュートをお膳立てするなどチャンスメーカーとして機能する時間帯もあった。だが、本調子よりは若干落ちる仕事ぶり。
 
17　河野広貴　5.5（68分OUT）
前節の決勝点男も、この日は沈黙……。パスの精度もいまひとつで、持ち味を発揮できないまま68分に無念の表情でピッチを後にした。
 
27　田邉草民　5.5（71分OUT）
テクニカルかつ泥臭いプレーで攻守に貢献しようとしていた。ただ、バイタルエリアで大きな存在感を示せず、主役にはなれなかった。
 
44　阿部拓馬　5
29分に前田へナイス落としも、前半終了間際に立て続けに２回も決定機逸。ツキに見放され、後半もゴールには辿り着けなかった。
 
FW
20　前田遼一　5.5（75分OUT）
鳥栖のCBを攻略できず、良い位置でボールを収める回数が少なかった。身体を張る献身性は見せたとはいえ、途中交代は致し方ない。
 
交代出場
MF
48　水沼宏太　5.5（68分IN）
86分に無駄なファウルもあり、どちらかと言えばネガティブな印象。88分のシュートは角度がなかったとはいえ、決めたかった。
 
MF
37　橋本拳人 5.5（71分IN）
ラストプレーとなったダイビングヘッドはGKに阻止される。そのままがっくりと顔を芝につけ、悔しさを露わにした。
 
FW
９　平山相太　5.5（75分IN）
鳥栖の執拗なディフェンスに苦戦。フリーにさせてもらえず、大声援を送るファン・サポーターの期待に応えられなかった。
 
監督
城福　浩　5.5
仕掛けや崩しの局面で明確な形が依然として見えてこない。交代選手３人もそこまで機能せず、不満を残す内容だった。
  
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。